指示に従って行動することが難しい

幼稚園や学校でうちの子だけ集団行動ができていない、何か指示をしてもポカンとしたまま、あるいは分かっていても従わない…色んなパターンによって、しっかり行動できるように工夫する方法があります。

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指示された内容は分かっているけど、すぐに動かない・・という場合には、お母さんからの「してくれたら嬉しいな戦法」を使いましょう。
内容は理解しているのにやりたくなくて動かないときは、伝え方を変えてみましょう
お子さんがすぐに動かないときの伝え方は…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「これをやってくれたら、○○うれしいな」と伝えてみましょう。

「はやくやって!」「なんでやらないの?」といった注意喚起よりも、笑顔でお願いする方が、お子さんは気持ちよく取り組んでくれるでしょう。
お願いしたことをやってくれた時には、ハイタッチやご褒美を1つあげるなど、お子さんが喜ぶ方法でたくさん褒めてあげることが大切です。
ワンポイント
お子さんが「お願いごと」に答えてくれたときは、「ありがとう!」と惜しみなく伝えましょう。 ~~しなさい、と伝えるよりも~~してくれる?と伝えるほうが、スムーズに取り組みやすいお子さんには、語尾だけではなく表情や声色も優しい印象で伝えてあげましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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