こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
10月もあと1週間ほどで終わり、来週末にはハロウィンです。
現在ハッピーテラスでは塗り絵を取り組みにいれているお子さんには、ハロウィンの塗り絵を行なう等、少しずつハロウィンをトレーニングの中に取り入れています。
来週の小学校準備コースやソーシャルスキルコースではハロウィン製作やハロウィンにちなんだ取り組みを行なう予定ですので、参加されるお子さん達は楽しみにしていただければと思います。
今日は個別の取り組みについてご紹介したいと思います。
今日ご紹介する取り組みは、スプーンを使った「移してみよう」という遊びです。
取組みの方法はシンプルで、スプーンを使いお茶碗に小豆やコーン等の素材を移す遊びになっています。
ですが、スプーンが苦手なお子さんにただスプーンを渡しても正しい握り方をすることは難しいです。
そこで最近は薬指と小指の間に物を挟んでもらい、3点持ちを意識してもらうことを方法に取り入れています。
療育の目的は、手先の巧緻性を高めること、3点持ちでスプーンを持つことを意識すること、達成感を感じることです。
最初はどのサイズの物であれば挟みやすいか探す所から、手探りで活動を行っていきました。
色々と試す中で、おはじきのような小さい物であれば挟むことができ、徐々にスプーンを持っている時も落とさずに物を挟めるようになってきました。
また、最初はスプーンの柄を握っていたお子さんも、おはじきを挟んで行うことで徐々に正しい持ち方を意識することが出来るようになってきました。
また、どうしても小豆等の感触素材になるとスプーンではなく手で触りたがるお子さんもいらっしゃいますが、素材を食べ物消しゴムに変え、好きなキャラクターに食べさせる遊びに変更するとスプーンを持って活動を行なう時間が長くなってきました。
少しずつどのお子さんも上達していて、わたし達スタッフもすごく嬉しく思っています。
今回の物を挟んでスプーンを持つ取り組みは、スタッフが図書館で借りてきた本の中にあった方法です。
ハッピーテラスではお子さんが少しでも成長し、自信を持って活動を行なえるように、日々インターネットや本、そして研修に参加することで様々な方法を勉強しています。
今後も自己研鑽を怠らないようにし、学び続ける中でお子さん1人1人にあった方法を見つけていきたいと思います。
取組みのご紹介(移してみよう)
教室の毎日
20/10/21 14:48