・前日届いたミニ箱庭療法セットを使って、最初の箱庭療法の実施です。
・その子にミニチュアの人や動物、車などの開封を手伝ってもらい、底が水色になっている箱の中に、箱庭用の綺麗な白い砂を入れ、やり方を説明して、さあ、制作開始です。
・とても楽しそうに、説明しながら色々なものを配置していきます。
・ただ、とても楽しそうに作って行くのですが
、出来上がったものは、少し殺伐としたものです。
・様々なものが倒され、砂に埋められています。
・自分ではどうすることもできない圧倒的な外からの力で自分が脅かされていると感じている可能性があります。同時に、心の中には不満や怒りがあり、現実を否定しようという気持ちがあるかもしれません。
・心に潤いがない状態のようです。
・心を癒やし、心の中に優しさや温もりを注いであげる必要があります。
・この子が、今の生活に少しでも安らぎを感じられるように、お友だち【こぱん】(仲間)と一緒に過ごす家【はうす】が、居心地よく、自分のいろんな可能性を開く場所となり、やがて、素敵な花【さくら】を咲かせることができるように、明日からも、スタッフの職員が心を合わせて、この子の日々の療育を行っていきたいと思います。
・言葉で表現できれば、そして、それを誰かに理解、共感してもらえれば、不満や怒りを消化したり、それを下げることができます。
・でも、児童デイサービスに通ってくるお子さんは、そのことが難しいことが多いです。
・ただ、言葉でなくても、絵を描くことや何かを作ること(アートセラピー)や、その他の方法で負の感情を表現できれば、そのレベルを下げられます。
・その一つが箱庭療法です。
特に、言語表現がまだ不十分な子どもたちには、有効な方法です。
◎これから、他の子どもたちにも実施していきます。T.T
【箱庭療法を実施しました】
教室の毎日
22/08/04 20:20