児童発達支援事業所

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(225件)

運動遊びvol.4/バランス上手!お玉でボールロープウェイ

活動の時間に「動」と「静」を繰り返すことで集中力がつくという話をさせてもらいましたが、「動」と「静」どちらもカバーしている運動遊びもあります。今回ご紹介する「お玉でボールロープウェイ」もそのひとつ。 使うのは調理用のお玉とカラーボールたくさん、そしてボールを入れるカゴ。ルールは簡単、まず離れたところに空のカゴを置く。お玉にカラーボールを乗せ、1 分以内に離れたカゴに歩いて何個入れられるかというもの。 お玉に乗せたカラーボールは、歩く度に少し揺れて、微調整しながら歩かないとすぐに落ちてしまいます。この微調整が意外と難しく、手先はもちろん、歩くスピードや、いかに振動をお玉に伝えないように歩くかという高度なテクニックも要します。 何度か子どもたちにチャレンジしてもらったのですが、一度もボールを落とさずにできる子は数えるほど。ほとんどの子は途中で落としてしまいます。スピードを上げようとして勢い良く走ると、振動がダイレクトに伝わってしまい、ボールはコロコロと。なかなか上手くいきません。 ボールロープウェイは、お玉に乗せたカラーボールを目でしっかり見て落とさず歩くという、目と手と足を同時に動かす「協応運動」です。 協応運動とは、手と足、目と手など別々に動く機能をまとめてひとつにして動かす運動のことを言い、縄跳びやスキップ、ボールを目で追いながら足で蹴るなどの運動もこれに当たります。大方のスポーツにおいて必要とされる能力と言えます。 「協応運動」は、掴む・放すなど無意識に反応する「反射運動」や飛ぶ・走るなど、ひとつの動作を行う「基本運動」よりもより高度な技術を要します。つまり、発達段階が未熟であるほど、この「協応運動」はスムーズにいかないことが多い。 難度が少し高めの動きにおいて、体の動きにぎこちなさを感じるのは、単に運動神経の良し悪しではなく、脳機能の発達によるものと思われます。 ボールロープウェイで簡単な「協応運動」に取り組むことで、体のぎこちなさを改善できると思っています。これらを続けた先には、お話に集中しても姿勢を崩さない、お友達に対する力加減を調節できる、けがをしにくくなる、転びにくくなるなどの効果が期待できます。 発達段階に応じて、少しレベルの高い子には、歩く場所をカラーテープ上に制限しても面白い。足元にも意識を向けさせることで、難易度が増し、より参加意欲も増すという訳。 まぁ、子どもたちからすればそんな堅苦しい話は抜きに、ゲーム感覚で、ただただボール運びが楽しいと感じてもらえればいいなと思っています♪

ユリシス・キッズTakabata/運動遊びvol.4/バランス上手!お玉でボールロープウェイ
教室の毎日
23/06/14 23:05 公開

読み聞かせは「気持ちをコントロールする力」をつける為

運動療育という名の「運動遊び」に重きを置くユリシスですが、ほぼ毎日同じくらい力を入れている取り組みがあります。 それが「絵本の読み聞かせ」。 言葉の発達を促す、想像力を豊かにする、好奇心を育む、などなど、読み聞かせの効果は周知の通りで、ユリシスもこれらの効果は大いに期待しています。 ただ、児童発達支援を標榜するユリシスでの読み聞かせの狙いは、これだけではありません。なにより「気持ちをコントロールする力」をつける、これに尽きます。 読み聞かせを行うことで、なぜ気持ちをコントロールできるようになるのか。 主活動の運動遊びや自由遊びは、体を動かすことがほとんど。子どもは興奮している状態です(動)。一方、読み聞かせの時間はお話の世界に入り込み、動きを止めて集中し、子どもはがまんしている状態です(静)。 ユリシスでは、運動遊びや自由遊びの間に読み聞かせを挟むようにしています。例えば、自由遊び→読み聞かせ→挨拶→運動遊び→読み聞かせ→帰りの会、のように繰り返し、場面ごとに「動」と「静」の動きを意識しています。 人間の脳は興奮系から先に成長するため、幼いうちは興奮を抑えることができないと言われています。つまり、落ち着きなく走り回ったり、すぐイライラしたり、嫌なことがあって気持ちが抑えられずつい手が出てしまうのは、脳の発達が未熟だから。気持ちをコントロールする力の弱いことが原因です。 興奮状態の脳にブレーキをかけるには、がまんすることが必要です。「動」と「静」を繰り返すことで、脳内信号を「赤」→「青」→「赤」→「青」…と交互に繰り返す。こうしてこまめに切り替えることで集中力がつき、気持ちをコントロールする力がつく。場面の切り替え毎に読み聞かせを挟むのは、こうした意図があります。 ユリシスには、気持ちのコントロールに課題のある子がたくさんいます。落ち着きなく走り回ってしまう子、スタッフの話を集中して聞けない子、何でも一番じゃないと気が済まない子、負けるのがとにかく嫌な子、イラッとするとお友達に手が出てしまう子、自分のやりたいことが通らないと怒ってしまう子、などなど。私たちからすれば、ちょっと我慢すれば良くない?と、思ってしまうような些細なことでも、どうにもブレーキが効かない。でも、これは脳の機能的なことなので、本人は分かっててもなかなかコントロールし難いものなんですよね。 でも、これは筋トレと一緒で日々のトレーニングによって少しずつ力をつけられるもの。毎日読み聞かせを続ける理由は、ここにあります。

ユリシス・キッズTakabata/読み聞かせは「気持ちをコントロールする力」をつける為
教室の毎日
23/06/13 22:57 公開

運動遊びvol.3/モリモリきんにくんの体幹とれーにんぐ

体幹トレーニングと聞くと、体育会系のストイックな人が額に汗をかきながら、もくもくとこなしているようなイメージがありますが、ユリシスのはちょっと違う。 子どもたちが楽しく取り組める「体幹とれーにんぐ」なんです。モリモリきんにくんは、少しでも柔かい雰囲気を伝えたいだけなので言葉自体に特に意味はありません。 そもそも体幹とは、首から上、腕・足を除いた部分のことを言います。胸や背中などの大きな筋肉、肩関節・股関節まわりの小さな筋肉まですべて体幹であって、それらを鍛えるのが体幹トレーニング。 体幹を鍛えることで筋肉のバランスを整え、体全体が安定するというメリットがあります。 日常生活では、筋肉がつくことで疲れにくくなったり、腰痛予防、姿勢の崩れを防ぐ、ケガ予防、転倒予防などのメリットもあると言われています。 子どもに置き換えてみると、正しい姿勢を維持できる、運動能力が上がり遊びの幅が広がる、怪我をしにくくなる、集中力が高まる、疲れにくくなる、など様々な効果が期待できます。 また体幹を鍛えるための運動によって脳を刺激することになるので、固有感覚、平衡感覚、集中力、抑制力、協調性、記憶力、適応力、判断力、社会性、リズム感など、様々な能力の向上も期待できます。 人間にとって体幹ってとても大事なんですね。 ユリシスでは、定期的に5分程度の「体幹とれーにんぐ」を行っています。トレーニングと聞くと大変なイメージですが、全然そんなことありません!むしろ、みんな楽しんでやってくれます♪ メニューはこんな感じ。 1、V字バランス10秒 床にお尻を付けたまま、かかとを浮かせて両手を伸ばしてバランスをとる 2、V字バランスで自転車こぎ30秒 V字バランスで自転車をこぐ真似をする 3、三角バランス10秒×2 体を横向きにして片手で体を支える。右手→左手 4、正座からのジャンプ×3 正座からジャンプしてびしっと立つ 5、カエルバランス10秒 座位から両手を床につけて、前のめりに体を支える 6、カエルジャンプ拍手×5 床に両手を着けたまま、前のめりにジャンプして足の裏をバチン 7 、かかしバランス10秒×2 片足で立ちそのままバランスを保つ。右足→左足 8、バレリーナバランス10 秒×2 7のできるだけ足を高く上げるver.。右足→左足 9、とんぼバランス 片足を後ろに上げてバランスを保つ。右足→左足 発達段階によって、できるできないの差こそあれど、ほとんどの子は職員や年上の子の動きを見て、真似したがります。そうこうしているうちにできるようになることもあるので。 「お友達の動きを見る」のも大事なことだと思っているので、参加せず「見る」だけでもまったく問題ナシ!人間誰もが真似することから始まります。 ポイントは、「すぐほめる」こと!上手にできた時はもちろんですが、参加したことを大いにほめます。これによって子どもたちを「運動好き好き無限ループ」に誘います。 家の中でもできるので、子どもたちには「家でもやって、おうちのひとに見てもらおうね〜」と声を掛けています。 みんなやってくれてるかな~♪ ちなみに私(45歳)、子どもたちとこの体幹とれーにんぐをやったことで、持病の腰痛が少し改善した気がしますが気のせいでしょうか。

ユリシス・キッズTakabata/運動遊びvol.3/モリモリきんにくんの体幹とれーにんぐ
教室の毎日
23/06/09 22:43 公開

運動遊びvol.2/頭脳と頭脳が激突!スポーツオセロ

ユリシスキッズTakabataの強みは何かと聞かれたら、まず「ハコ」の大きさが挙げられます。 ドッヂボールや大縄跳び、はたまた鬼ごっこなど子どもたちが体を使ってたっぷり遊べるスペースを確保しています。 今回ご紹介するのは、そんな広いスペースを有効活用した運動遊びとなっています。それが表題の「スポーツオセロ」。 一般的なオセロは卓上で行うのが一般的ですが、スケールアップしスポーツ要素を加えたものがこちら。直径30cmほどのオセロ板を白10枚、黒10枚床にランダムに配置。1対1でそれぞれ「白を増やす人」「黒を増やす人」に分け、制限時間30 秒内に、より多くマイカラーを増やした方が勝ち。 ルールがシンプルなので、ユリシスでは、毎回ほぼ全ての子が参加してくれます。 いつも最初にルールを理解している年上のお兄さんやお姉さんに、ウォーミングアップを兼ねて見本を見せてもらいます。こうすることで初めて参加する子でも、どんな動きをすればいいのか一目瞭然!このやり方はかなり効果があります。 毎回、白熱した戦いが繰り広げられ、子どもたちの中には「次は○○くんと対戦したい!」などと、意気揚々と対戦を申し込む姿も見られます。「両手で2枚同時にめくると早いよ!」と、勝つポイントを見つけて教えてくれる子もいます。夢中になっている証拠ですね♪ 対戦に参加していない子は、応援席を作ってそこで対戦中のお友達を応援するというスタイルです。 このスポーツオセロを通じて「固有感覚」や「集中力」、そして「社会性」を養えると思っています。 固有感覚は自分の体や、体の周囲の空間をとらえる感覚のことで、ボディイメージや体の周辺感覚とも言います。この感覚を養うことでケガをしにくくなったり、力加減の調整ができるようになると言われています。 白(黒)を増やす→黒(白)をめくって白(黒)にする。これら一連の関連性を理解した上で、一枚一枚判断し、かなりのスピードでこなします。これって「集中力」なくしてできることじゃない。 「集中力」を養うことで、気持ちのコントロールがしやすくなるという効果が期待できます。イライラしても短時間で気持ちをコントロールし、落ち着くことができる。そういう意味では、ユリシスには集中力に課題のある子が多く、絶好の運動遊びと言えます。 最後は「社会性」。楽しいゲームにつきものなのが勝ち負けであって、これがないと逆につまらなく感じるもの。勝者がいれば当然、敗者もいるわけで、ユリシスには負けたくない子のなんと多いことか。 負ける人がいるからこそ、勝つ人がいる。だから勝った人は負けた人に感謝しないといけないよ、と、いくら子どもたちの前で諭したところで、伝わっているようないないような。 だから負けた時の子どもたちのフォローは特に気を遣っています。悔しくて泣けてしまう、怒れてきちゃう。そんな苛立ちをまずは職員が受け止め、本人の言い分を聞く。そうした丁寧な支援を続けることで、どうしたら気持ちに折り合いをつけられるか覚えてくれたらいいなと思います。私の人生経験上、世の中に出れば負けることの方が多いのだから。 毎回、数多くのドラマを生み出す「スポーツオセロ」。少しずつアレンジを加えながら今日も子どもたちに親しまれています。

ユリシス・キッズTakabata/運動遊びvol.2/頭脳と頭脳が激突!スポーツオセロ
教室の毎日
23/06/08 22:23 公開

運動遊びvol.1/神瞬発力!フープを使って忍者オニ

楽しく体を動かすことをモットーに、日々、運動遊びを提供しているユリシス。当ブログでは具体的にどんな運動遊びをしていて、それにはどんな意図があって、どんな効果が期待できるのか。そんなことを少しずつお伝えできたらいいなと思っています。 第1回目の今回は題して「神瞬発力!フープを使って忍者オニ」。 まず、ホースを切って繋げた特性フープを床一面ランダムに置き、捕まえる役1人(鬼)と逃げる役1人を決めます。追いかけるのも逃げるのもフープの中のみという条件で、あとはシンプルに鬼ごっこ。制限時間は1分。 相手を意識しながら足元はフープに集中。並々ならぬ瞬発力(神瞬発力)を擁し、逃げる追いかける2人の姿は目にも止まらぬ速さの「忍者」そのもの。 子どもたちの遊びの定番「鬼ごっこ」がフープを使うことで、「SASUKE」ばりのスリリングな遊びに早変わり。限られたスペース内でどうすれば逃げられるか、どうすれば捕まえられるか。  1 分間、子どもたちの頭はフル回転!終わった後は、皆うっすらと額に汗をかくほど。そして、間髪入れずに「もう1回やりたい!」とリクエストが出るのは夢中になって遊んだ証拠です♪ このフープを使った忍者オニは、「固有感覚」と「平衡感覚」を養うことがねらいです。 固有感覚とは、自分の体や、体の周囲の空間をとらえる感覚で、ボディイメージ、身体の周辺感覚とも言います。固有感覚を養うことで、危険を察知しやすくケガしにくくなったり、上手に力加減ができるようになると言われています。 平衡感覚は、読んで時のごとく、体のバランスをとる感覚。平衡感覚を養うことで、姿勢が良くなったり、転びにくくなるなどの効果が期待できます。 子どもたちが夢中になって取り組めば取り組むほど、これらの効果が期待できるという訳です。 ただ、まだこの運動のできる発達段階にない子どもたちもいるので、そういう子たちはお友達の取り組む姿を見てもらいます。まずは見て覚える。子どもって想像以上に器用で、こちらが教えなくても、まねっこするうちにいつのまにか同じ動きができるようになってるんです。すごいですよね。 まぁ、そうした堅苦しい話は抜きに、体を使ってたっぷり遊んだ後の子どもたちの清々しい顔が全てを物語っています。 「楽しい」が第一優先。今日も子どもたちの笑い声が響き渡るユリシスなのでした♪

ユリシス・キッズTakabata/運動遊びvol.1/神瞬発力!フープを使って忍者オニ
教室の毎日
23/06/07 23:02 公開
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