生きづらさには「認知機能」が関係している?少年院勤務でさまざまな子どもを診てきた経験からーー「コグトレ」考案者、児童精神科医・宮口幸治先生のコラムまとめ
児童精神科医として、「日本COG-TR学会」を主宰し、全国で支援者向けに研修を行っている宮口幸治先生。2016年からは、立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科教授を務められています。今回は、これまで執筆いただいたコラムをまとめてご紹介します。
児童精神科医として少年院に勤務、そこでの気づきとは
宮口幸治先生は、2009年より児童精神科医として少年院に勤務したご経験から、認知能力の大切さに気づき、子どもたちが遊び感覚で認知機能を鍛えられるトレーニング『コグトレ』を考案。「勉強ができない」「黒板を写せない」「漢字が苦手」…そんな子どもの困りに向き合う先生の思いや保護者の方へのメッセージをご一読ください。
「境界知能」と「認知機能」という視点
発達障害だけではない!?学校生活の困りの背景にある、「境界知能」と「認知機能」という視点ーー児童精神科医・宮口幸治先生
児童精神科医として少年院に勤務し感じたこと
困っている子どもたちの「学力以前の力」を応援したい。遊び感覚で認知機能を鍛える「コグトレ・パズル」に込めた想い――児童精神科医・宮口幸治先生
「見る」「聞く」の2種類があるワーキングメモリ
黒板を写せない、漢字や計算が苦手…「頑張ってもできない」子どもたちの背景に「認知機能」の弱さがある?――児童精神科医・宮口幸治先生
遊び感覚のトレーニング法で身につける「認知機能」
「認知の力」は学習の土台に!5つの認知機能をパズルやナゾトキで鍛える『コグトレ』とは――児童精神科医・宮口幸治先生
「認知機能」の弱さと学力の関係
計算・漢字・板書...できないことの練習で困っている子どもたちに。楽しみながら認知機能を育める『コグトレ』で、学習の土台づくりを――児童精神科医・宮口幸治
宮口幸治先生の著書
発達障害がある子どもの進路、何を大切に選択する?家庭での関わり方への助言もーー精神科医・本田秀夫先生のコラムまとめ
軽度知的障害(知的発達症)とは?発達障害との関係、診断について【専門家監修】
「発達障害ではなく、一人ひとりと向き合う」精神科医が伝えたい保護者への思いとは。登校渋りや思春期の親子関係、親なきあともーー田中康雄先生のコラムまとめ
児童精神科医考案!謎解きで認知機能を高める「コグトレ」、不器用さがあるDCDのサポート法、子どもにも読んでほしいノベライズなど今読みたい4冊を紹介!
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