nijico独自の療育方法とは?
①感覚統合
ドロドロ・ベタベタ・サラサラ・冷たい・温かいなど色々な感触を手足で感じながら、握ったり丸めたりちぎったりすることで、大脳を働かせ五感を刺激していく遊びのことです。
手先の力や運動機能を伸ばすためにも大切な感覚遊びをしています。
②運動療育
1)働~静の切り替えの練習
マットに座った状態から走って反対側の壁にタッチしに行く。帰りも走って座っていたマットに戻る。そのまま静止した状態で10秒ゆっくり数える。そしてまた走る戻って10秒ゆっくり数える、これを何度も繰り返していきます。
このような療育を継続することで、気持ちの切り替えがとてもスムーズになっています。
2)ゆっくりな声に合わせて体もゆっくり動かせるようになる。
はじめは同じように座った状態から今度は行きも帰りも歩きます。ただ歩くのではなく「あ~る~く~」とゆっくりの声に合わせて動きもゆっくり歩きます。
1)で走る動きをさせたことでもっと動きたい、もっと走りたいと思う気持ちが出てきます。そこで自分自身で走りたい気持ちと早く動きたい身体を制限させていきます。 そのことで理性を育て我慢することや、言葉に合わせた動きを習得させていきます。
3)見えていることだけだはなく、見えていないところまで意識が向くようになる。
子どもたちの突発的な動きを観察しているとほとんどの子どもが前方に向かって走り出す、もしくは見えている物にたいして執着をしています。これらを改善させる方法として、後ろ向きで歩く練習をしていきます。
見えないことは恐怖や不安が付きもの、そんな精神状態から職員と一緒に手をつなぎ後ろ向きで歩きます。怖くて足が動かない、後ろを振り向きながら歩く、手を握る手に力が入っているなど、気持ちの状況は動きとして必ず表れます。
それでも続けて練習をしていくと、後ろを振り返らなくても歩けるようになる、職員のてを握らなくても歩ける、前をしっかり向きながら壁まで一人で歩けるなど見えない恐怖を乗り越え見えないところにもしっかり意識が向くようになります。
保護者さまから頂いているご要望にどうしたら応えていけるのか、子ども達がどうしたら毎日楽しく通い、自分から成長を求めていくのかを職員で日々考えプログラム化しています。
保護者の方の相談もいつでも受けておりますので、利用している・していない関係なく困りごとがあるときは気軽にお問合せください。
児童発達支援管理責任者 山田真司(山ちゃん)
nijicoの療育とは。
体験説明会
23/05/18 13:54