こんにちは😊
あすきたる児童発達支援等放課後デイサービスです❗️
今回は、身の回りにある道具「洗濯ばさみ」を使った療育について お話しさせていただきます。
この写真は、年中さんのお友達が 色の名前が書いてあるシートに洗濯ばさみを挟んでいく様子です。
ところで……
タイトルにある「微細運動」、皆さま ご存じでしょうか?
漢字を見ると、なんとなく意味を想像できるかと思いますが、
微細運動とは、手指の細かい動きのことで、身の回りのことをするために必要な動きとなります。
例えば、持つ・にぎる・道具を使う・操作をするといった動きを指します。
子どもに、洗濯ばさみを見せると、初めは 洗濯ばさみ同士を重ねて 同じ形であることを確認したり、色の認知ができている子は 同じ色同士で集めたりして楽しむ様子が見られます。
ここからが療育に繋げる活動です!
洗濯ばさみのばねの部分を指でつかむと 先が広がる仕組みや、その間に物を挟むことができることをやって見せると、「洗濯ばさみ」の使い方に興味をもってくれることもあります。
ここまで来れば、あと少し……!
私たちが日常的に使う洗濯ばさみですが、
「洗濯ばさみを開く・物を挟む・挟んだ物を外す…」
この流れの中に、身につけられる力が沢山詰まっています。
まずは、初めにお話しした「微細運動」、
洗濯ばさみをつかむためには 力が必要になるため「握力」、
慣れない手指の運動を続ける「集中力」、……
そして、カラフルな洗濯ばさみを準備することによって、
先ほどの写真のように 同じ色のところに洗濯ばさみをはさむ、
色の認知と関連づけることもできます。
このような活動を続けることによって、
フォークを使って食べ物を刺し 口元まで運ぶ、服のボタンをかけはずす、等
自分の身の回りのことをする力を少しずつ身につけることができます。
微細運動を継続して様々なレベルにチャレンジすることによって脳への刺激を促すことを通して発語・発声にも期待することができます。
是非 ご家庭でも やってみてくださいね!
もちろん 洗濯ばさみの他にも、子どもの力に繋がる道具が 日常の中に溢れていると思うので、私たちも 日々 教材探しに励んでまいります。
ご見学ご希望の方は、お気軽にご連絡くださいませ☺️
あすきたる児童発達支援・放課後等デイサービス
〒550-0014 大阪市西区北堀江1-5-9
電話 06-6563-9725
色の認知×微細運動
教室の毎日
24/12/04 11:12