♬~歩こう~歩こう~!わたしは~元気~♬
今月の運動療育のめあては、『感覚遊びで基礎感覚を向上させる(前庭覚・固有覚・触覚)』です!
さんぽ(となりのトトロ)のお歌に合わせて、坂道・トンネル・草はら・一本橋・でこぼこ砂利道コースを列になって歩きます。
みんなそれぞれに好きな感触や苦手な感触があるようで、同じ場所でしばらく楽しんだり、立ち止まったり、避けてみたりと楽しんで取り組んでいました!
(感覚統合の根っこの部分である5つの感覚)
①触覚:反射的な感覚と、何に触っているのかわかる感覚
②前庭覚:身体の傾きやスピード、回転を感じる感覚
③固有覚:身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚
④聴覚 ⑤視覚…聞き分ける、色や形や方向等の認識
これらが未発達だと、身体接触でのコミュニケーションがとりにくかったり、共感性や社会性が育ちにくかったり、感情のコントロールが難しい、姿勢や行動が不安定、注意集中が持続しない…など、色々な場面でつまずきがみられることがあります。
子どものさまざまなつまずきを「土台」から見直し、様々な感覚が「統合」されることで新たな機能を獲得していくことが感覚統合の考え方です。
感覚統合されると運動や学習の力も積み上がっていきます。
是非、お休みの日には、公園遊びやハイキング、川遊びなど、身体を目いっぱい使って、楽しみながら遊びの中で基礎となる感覚を育んでみてくださいね。
集団療育(運動)
教室の毎日
22/07/23 16:01