中学生のSSTの一コマです。
バランスゲームでお馴染みの『ジェンガ』を行いました。
積まれたブロックタワーの中から、順番に一本ずつブロックを抜き取って、
一番上に乗せていき、崩してしまった人が負けというゲームです。
今回はこのジェンガを使って、
「お友達の名前を呼ぶ」
「順番を理解する」
「そっとゆっくり動作を行う」
「喜びを共有する」
を目標に行いました。
お友達の顔写真とネームカードを見て名前を確認しながら伝えたり、
相手の方を向いて呼ぶことを意識して行いました。
自分の順番が分かり、自分の番が終わったら次のお友達に順番を交代する
というルールは、取っ手がついているリングを隣のお友達から受け取り、自分の番が終わったら、「○○さん、どうぞ」と次のお友達に渡すことで理解につなげています。
どこを取って良いか分からない場合は、少しだけブロックを押し出しておくと、それが目印となり、上手にとることができます。
上手にとれた時、崩れずに積めた時は、みんなで拍手やハイタッチで喜びを分かち合います。崩れてしまったら、もう一度みんなで積み直します。
「崩れたら負け~」
ではなく、みんなで協力してこんなに積めたね、「やった!」
お友達と順番やルールを守って楽しめたね!
と達成感を持って終了することができました。
集団療育(SST)
教室の毎日
23/02/08 11:03