発達障害のある小学生をどうサポートしたらいい?
発達障害がある子どもへの関わり方のポイント
指示などをする際は、具体的に簡潔に伝えましょう。またカードや絵など視覚的な手掛かりを一緒に示すと伝わりやすくなります。
■頑張りを認める、ほめる
苦手なことが多く学校生活では怒られる場面も多くなり、自己肯定感が下がってしまうと二次障害を起こしてしまうことも。できないことではなくできたことを見つけてほめましょう。
■困った行動に対する対処
まず、怒らなくてすむような環境調整をしましょう。
もし、注意するときには、どうすればよかったのかを含めて具体的に伝えたり、代替的な行動を練習することが大切です。また、強いかんしゃくがある場合は、子どもが落ち着いてから説明をすること、感情に任せて叱らないことを心がけましょう。
■苦手をサポートするツール
耳からの情報が弱い場合は視覚的なツールを併用する、忘れっぽいならチェックリストを用意するなど、子どもの特性に合わせて苦手な部分をフォローするツールを活用しましょう。
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学びの場所・居場所
■通常学級
通常学級は、定型発達の子どもたちと一緒に教育を受けていく学級です。通常学級でも「合理的配慮」を求めることができます。
文部科学省では「合理的配慮」を以下のように定義づけています。
「合理的配慮」とは、「障害のある子どもが、他の子どもと平等に「教育を受ける権利」を享有・行使することを確保するために、学校の設置者及び学校が必要かつ適当な変更・調整を行うことであり、障害のある子どもに対し、その状況に応じて、学校教育を受ける場合に個別に必要とされるもの」であり、「学校の設置者及び学校に対して、体制面、財政面において、均衡を失した又は過度の負担を課さないもの」
通級(通級指導教室)とは通常学級に在籍しながら別教室で、その子に合った個別の指導を受けられる学級です。発達障害や言語障害の特性による学習上または生活上の困難の改善に向けた指導を受けることができます。主に各教科の学習や給食は通常学級で受け、通級の時間だけ移動して指導を受けます。通級が設置されていない学校に在籍し、通級を利用する場合は、その指導時間に学校間移動をする必要があります。
※東京都など一部の地域では、発達障害のある児童・生徒が在籍校で通級と同様の指導を受けることができるよう、公立小・中学校に「特別支援教室」というような名称で少人数のクラスが設置されています。
通級(通級指導教室)とは?対象や指導内容、通い方、ほかの特別支援教育との違いを紹介
小学校の中に設けられた特別支援学級には、知的障害や情緒障害などいくつかの種別があります。特別支援学級の上限定員は8人と定められています。少人数教育で、障害のある子ども一人ひとりのニーズに合わせた教育が受けられるようになっています。
特別支援学級では、必要に応じて、各教科の目標・内容を、その子どもの課題や獲得スキル状況に適したものに変更・調整したり、個別の学習支援・生活支援を受けることができます。また、「交流及び共同学習」という位置づけで、一部の授業や、給食や昼休みの時間、学校行事などに通常学級の子どもたちと一緒に参加する機会も設けられます。
公立小中学校の「特別支援学級」、保護者が知っておきたい学級編制の仕組みや課題点とは?【教育行政の専門家にきく】
特別支援学校とは、心身に障害のある児童・生徒が通う学校です。1クラスの人数は平均3人と手厚く、障害のある児童・生徒の自立を促すために必要な教育を受けることができます。
特別支援学校とは?教育環境から入学への流れまで【専門家監修】
フリースクールは、主に不登校の子どもたちを受け入れる教育機関です。公的な学校ではないため、その目的により規模や形態、費用はさまざまです。
フリースクールとは?不登校の子どものための授業内容、費用や利用方法、在籍校の出席認定について解説
放課後等デイサービスは、障害のある就学児向けの学童保育のようなサービスです。設備、目的、提供されるサービスは多岐にわたり、預かり型のほか、療育や運動に特化したところなどさまざまです。
放課後等デイサービス(放デイ)とは?利用方法、費用など【専門家監修】
子どもの発達障害に悩んだときの相談先
相談先としては、発達障害がある人が相談できる支援センターや医療機関、学校のスクールカウンセラー・特別支援教育コーディネーター、教育センターなどがあります。
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