こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
１月よりハッピーテラスでは土曜日の開所時間が変更になりました。
午前中の１枠目が終わるとその後日誌を書き、休憩に入るのですが、どうしても平日の習慣が抜けずにそのまま２枠目のトレーニングに向けて焦って行動してしまうことがあります。
環境の変化に慣れるまでには大人でも時間がかかるものですし、お子さんはなおさら、環境の変化への適応に時間がかかるだろうなと身をもって体験している日々です。
これから春になり、卒園や卒業、入園や入学等、お子さん達の環境がガラッと変わる時期が続きます。
お子さん達の変化を見落とさず、何が原因かをしっかりと見極めながら、少しでもお子さん達をくみ取れるように関わっていきたいと思います。

さて、今日は個別での取り組みのついてご紹介させていただきたいと思います。
今日ご紹介させていただく活動は、「〇〇タッチ」です。
やり方はお子さんの好きなキャラクターや恐竜、動物の人形等を用意していただき、スタッフが動かすタッパーや籠、箱にそのキャラクターでタッチしてもらいます。
眼球運動のトレーニングの１つとして行っている取り組みで、療育の目的はルールを理解して取り組むこと、物を目で追う力を高めること、スタッフとのやり取りを楽しむことです。

お子さんによっては、通常のキョロキョロ運動は難しいと感じて嫌だと拒否されるお子さんもいらっしゃいます。
そんなお子さんに対して、どうしたら物を目で追う力をつけることが出来るだろうと考えた時に思いついたのが、お子さん達の好きなキャラクターを使うという方法でした。
そして、単に目で追うだけでなく、そのキャラクターでタッチするというルールを付け加えることで、お子さん達もゲーム性を感じ楽しそうに取り組んでくれるようになりました。
そしてトレーニングを楽しめるようになったからこそ、何度か繰り返すことでしっかりと目でスタッフの動かすものを追いかけることが出来るようになってきました。
また、同じ道具を使うのではなく、お子さんの性格や興味に合わせながら物を使い分ける（マリオが好きなお子さんはマリオで箱をタッチする、恐竜が好きなお子さんは手で恐竜のついた籠にタッチする）ことで、よりそのお子さんにあった取り組みが提供できるようになったと感じています。

眼球運動のトレーニングについて書かれている書籍はたくさんありますが、お子さんによっては本の通りに進めるとレベルが高く、逆に自信をなくしてしまうこともあります。
本の内容を参考にしながら、いかにお子さんが楽しいと思える内容に変更していくことが大切だと思います。
今後も様々な本を参考にし、自分の中の知識を増やしながら、その知識を応用してお子さんによりあったトレーニングを考えていきたいと思います。

現在ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱでは、曜日や時間帯によってはまだ空きがございます。
興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。