児童発達支援事業所

ユリシス・キッズTakabataのブログ一覧

  • 空きあり
  • 送迎あり
  • 土日祝営業
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-3171-3544
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
施設ブログのアイコン

ブログ一覧

(236件)

家での「ツバ」吐き、どうしたらやめてくれますか?

こんにちは!保育士のたくまです。今日はこんなご相談を受けました。対象のお子さまは6歳の自閉スペクトラム症の男の子です。 最近、家で「ツバ」を吐く事が多くなっていて、どうにかやめさせたいです。叱ると面白がってエスカレートするような気がしていて対応に困っています。 ツバ吐き問題ですね。突然ですが、皆さん、どんな時にツバ吐きますか?私は朝起きた時に口の中のモゾモゾ感を払拭する為、洗面所で吐きます。 ツバ吐きって、どこで吐くかによって周りの困り感が違ってくるように思います。野球やサッカーの試合を観ていると、選手の皆さんが至るところでツバを吐いてますが、周りは受け入れていて困る様子はありません。 今回のケースで言うとツバを吐くことは良しとしても、家の中で吐くから問題になっている。彼が野球選手でグラウンドで吐いていたら何も問題じゃないのに。 そんな話はさておき。ちょっと真面目に考えてみます。 まず、このお子さまの場合、触覚の偏りが見られ、身体の特定の部分に「過敏」もしくは「鈍麻」が見受けられることが分かっていました。 足裏や背中は触れられるのを嫌がるので「過敏」、口腔は「鈍麻」で、おもちゃやストローを咥えたり大声を出す、歯ぎしりなどの行為は自己刺激を入れて気持ちを落ち着かせているものと考えられます。 「ツバを吐く」という行為も自己刺激のひとつで、 ツバを吐く行為が感覚的に心地よく、習慣化している可能性があると見立てました。 GWのはじめ頃からツバ吐き行為が目立つようになったそうで、タイミング的に、もしかすると新生活の疲れが蓄積していて、ストレス発散のためにこうした行為に及んでいる可能性も考えられます。 「叱るとエスカレートする」のは、このお子さまの中でツバを吐く行為が、叱られたことによってさらに強化された可能性があります。 「ツバを吐いたらママが構ってくれた!」と、感じているのかもしれません。叱った後に本人がニコニコしていたらその可能性が高いです。 対処法を考えるうえで、ベースとなるのは口腔の感覚刺激を調整するという方法がひとつ。具体的には、ハンドタオルを持たせていつでも噛めるようにすることを提案させて頂きました。 ハンドタオル以外でも、噛んでも平気なおもちゃなど口腔刺激を与えるものであればいいですね。 そして、お風呂の時間に背中や足裏、腕、足など全身たっぷりとマッサージしてあげることも効果的。 豊富な触覚刺激が心地よければ良いほど、ツバ吐き行為に心地よさを求めなくなるはずです。 リラックス効果も相まって、疲れも癒されるのでツバ吐き行為も徐々に減ってくるのではないでしょうか。 そして前述の通り、叱ると面白がってエスカレートするので、ツバ吐き行為そのものに対しては塩対応をおすすめしました。 淡々とテッシュで拭くだけ。ご家族の方にも協力して頂き、皆さん塩対応することで、そのうち「ツバ吐いても誰も構ってくれないな」となれば、自然とその行為も減ってくるはずです。 と、いろいろと提案させて頂きました。見立てが出来れば自ずと対処方法も見えてきます。 まぁ、言うても当のお子さまはそこまで困っていないので、ご家族が広い心で受け入れてあげれば良いのかなと個人的には思います。 メジャーリーガーに憧れてそうしているだけかもしれませんしね。

ユリシス・キッズTakabata/家での「ツバ」吐き、どうしたらやめてくれますか?
教室の毎日
25/05/17 20:03 公開

四六時中、母親にベタベタする子どもの心理とその対応

こんにちは!保育士のたくまです。先日、保護者さまよりこんなご相談を受けました。4歳の自閉スペクトラム症のお子さまです。 「ここ最近、母親にベタベタする事がとても多くなっています。所構わずといった感じで、外出先でもずっと触ってきます。どうしたらいいですか?」 お子さまの距離感問題。親しい中にも礼儀があって、いくら親子でも四六時中、密なスキンシップはご遠慮願いたいところですよね。4 歳だからまだまだお母さんに甘えたい年頃と言えばそうなんですけど。 「触っちゃダメ!」と強く叱れば、一時的には収まりそうですけど、親子共々なんとなくモヤモヤした感じが後を引きずりそうです。 自閉スペクトラム症のお子さまは環境の変化や予測できないことに対して不安を感じやすく、その不安を和らげるために「最も信頼できる人(多くは母親)」に依存しやすくなると言われています。 新学期が始まって、恐らくこのお子さまも環境の変化に不安を感じていて、安心するためにお母さんに執拗なスキンシップを求めているのかもしれません。外では周りに合わせるため、相当、気を張って生活しているのではないでしょうか。 なので、お母さんにまとわりつく行動は「困った行動」ではなく、このお子さまなりの「助けを求めるサイン」として捉えてあげられたらいいのかなと思います。 とは言っても。しょっちゅうベタベタされるのはお母さんとしてはさすがに困りもの。そこで!一日の中に、親子の「◯分間の超ラブラブタイム」なるものを作ってみてはどうでしょう?と提案させて頂きました。 平日なら朝保育園に行く前と帰宅後、休日なら外出前と帰宅後、といった具合にとにかくその〇分間は、親子のスキンシップを楽しむ時間で、お子さまがお母さんにめいっぱい甘えられる時間にします。 1日の中に短時間でも親子の濃厚な時間を確保することで、四六時中のベタベタは軽減されるかもしれません。本人に事前に伝えておくことで見通しも立ち、落ち着いた行動に繋がるかもしれませんしね。 お子さまに合うかどうか試してみないと分かりませんが、ラブラブカードを準備して「1日2回このラブラブカードは使えて、お母さんのところにこのカードを持ってきたら〇分間のラブラブタイムがゲットできるよ!」といった具合に、ゲーム感覚として取り入れても面白そうです。 お子さまのお母さんに甘えたい気持ちを受け止めつつ、お母さんも自分の時間を確保できるという、まさにウィンウィンな関係。 お子さまの距離感問題でお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

ユリシス・キッズTakabata/四六時中、母親にベタベタする子どもの心理とその対応
教室の毎日
25/05/15 11:45 公開

短所は、とらえ方次第で長所になる!

こんにちは!児童指導員のじゅんやです!今日は、長所と短所について話していきます。 「あなたの短所はなんですか?」と聞かれたら、僕の場合はズバリ、“集中力がない&マイペース過ぎる”です。ほんの数分で集中力が切れてしまい、すぐほかごとをしてしまう超マイペース人間です。 子どもの頃に親から「なんでそんなに集中力がないの?」友人から「マイペース過ぎる」と耳にタコが出来るほど言われたなぁと思い出しました。 「なんで?」って聞かれても、「分からないもん!」と自分が聞きたいぐらいです。 短所と聞くとマイナスなイメージとして捉えてしまい、短所が増えていく度にどんどん自信を無くしてしまいますよね💦僕はそんな感じでした💦 で、短所を、少し見方を変えて長所として置き換えてみるとどうでしょう? 僕の短所で例えると、 ①集中力がない ②マイペース これを長所として置き換えると ① 視野が広い、様々な事に興味を持つ ② 自分の意思がある、落ち着いている 短所が、長所に変わり印象が良くなりましたね✨短所を見つけるのは簡単ですが、少し見方を変えると実は長所にもなるんですよね。 だから僕は、お子さまの短所と言われる部分を長所として置き換え、どの場面で活躍し、成長へ繋げて行くのか考えながら関わっています。長所を伸ばすことで、更に自信をつけて欲しいからです。 今日もお子さまと一緒に少しずつ成長することを楽しみにしてます🍀

ユリシス・キッズTakabata/短所は、とらえ方次第で長所になる!
教室の毎日
25/05/13 10:41 公開

自分の話を聞いて貰えるって嬉しいですよね!

こんにちは!児童指導員のじゅんやです!新学期に入って1ヶ月が経ちましたが、新しい環境には慣れましたか?僕自身は、新しい環境に慣れるまで時間がかかり、それがストレスとなって身体にでてくるんですよね💦 さて、今日の話ですが、保護者様からこんなご相談がありました。「子どもと話す時についついキツイ言い方になってしまう、子どもの話を聞かずに色々言ってしまう」 僕が子どもの頃は、親と喧嘩などで自分の気持ちを伝えたくても「親だから」という理由で自分の気持ちを素直に伝えることが出来ませんでした。 自分がどんなに今の気持ちを伝えたくても伝えることが出来ず、ずっと心の中はモヤモヤ、イライラしていました。 だからこそ僕は、お子さまが悩んだりお友達と意見が衝突した時は、ひとり一人と向き合い「しっかり話を聞く」「今の気持ちを吐き出す」時間を作るようにしています。 自分の気持ちや考えを聞いて貰えることがどれだけ嬉しいのか、僕自身とてもよく分かります。 実際にユリシスで僕がお子さまにどのような対応をしているのかお話しますね。 例えば自由時間に玩具で遊んでいて、「運動の時間になるので片付けをしましょう」と声掛けしますが、お子さまは、まだまだ遊びたい気持ちを抑える事ができず、時間を気にせず遊んでしまうケースが見られます。 確かに遊べるならずっと遊びたい!だって楽しいもん!でも、集団行動では自分だけ好きなことをするのは難しい。 お片付けへの気持ちの切り替えが難しい時、僕の場合、お子さまとマンツーマンで話せる機会を設けて、そこでしっかり今の気持ちを聞いています。 お片付けをしない相応の理由がお子さまにはあるので、「まだ遊びたいよねぇ!その気持ちわかる!」と、まずはその気持ちに寄り添います。 途中から話を遮って、こちらが話をしたい気持ちもありますがそこはグッと抑えて、まずはお子さまの気持ちを全て吐き出してもらいます。 その後お子さま対して、お片付けをしなくてはいけない今の状況を説明し、気持ちの切り替えをしていく形で対応しています。 説明する時は、簡潔に伝える子もいれば、しっかり伝える子等、お子さまの発達段階に合わせて対応しています。 すると、自然と玩具を片付けに行くんです!あれ?さっきまで片付けないって言っていたのはどこに行ったのでしょう? こんな形で僕はお子さまたちと関わっています。僕がお子さまと関わる時は、大人と子どもと言う関係を無くし、1人の人として関わり、「じゅんやさんになら何でも話せる」関係性を作るようにしています。 まずは、しっかりお子さまの気持ちを聞く。これが1番大事だと思います✨

ユリシス・キッズTakabata/自分の話を聞いて貰えるって嬉しいですよね!
教室の毎日
25/05/07 10:56 公開

ボールプールって子どもの発達にどう影響するの?

こんにちは!保育士のたくまです。新しくボールプールを買いました。サイズは直径160cmと比較的大型で、小さなお子さまなら3〜4人はゆったり遊べそうです。 ボールプールっていいですよね。私も大好きです。商業施設のキッズコーナーには大概あって、幼い頃はだいぶお世話になりました。 プールの中には意外と深いところもあって、場所によっては足が届かずヒヤリとした思い出が蘇ります。でも、そういうスリリングな体験も含めて好きでした。 そもそもボールプールって、お子さまの発達に与える影響って、どんなものがあるのでしょう?ちょっと真面目なお話です。 まず、一番は触覚刺激が大きいと思います。たくさんのボールが身体に触れることで、心地よい触覚刺激や適度な「くすぐり感」を受け取ります。これが、触覚過敏や鈍麻の調整に繋がるんですね。 次に前庭覚(体の傾きや動きの感覚)への刺激。ボールの上で転がったり、沈んだりすることで、バランスを取ろうとする動きが促され、前庭覚(体の傾きや動きの感覚)を鍛えられると考えられます。 さらには、固有覚(筋肉や関節の感覚)への刺激。ボールの中でもがいたり、押し分けて進んだりすることで、筋肉や関節にしっかり刺激が入り、姿勢保持や運動調整能力が育つと考えられます。 そして私が何よりも注目しているのは、情緒の安定です。心地よい感覚刺激を得られることで、リラックスしたり、安心感を得やすくなるんですね。お布団の中にくるまれると安心しますよね。あれと一緒で人って何かに包まれると安心するんです。 肉まん、餃子、春巻き、クレープ、手巻き寿司。美味しいですよね。みんな包まれています。新学期に入り、大きな環境の変化に晒されストレスを抱える子どもたちにとってのオアシスになれますように、、、ボールプールにはそんな願いも込めています。 ボールプールはシンプルにボールに触れるだけでも楽しいですが、使い方次第でその可能性はもっと広がります。 例えばプールの中に小さなフィギュアを入れて宝探しゲームをしたり、特定の色を見分けて集めたり。そうやって遊びながら「見る力」を養うこともできます。 お玉を使ってすくうゲームで「力加減のコントロール」や「手先の器用さ」を養うのもまた良し。 ボールプールって、いいなぁ。

ユリシス・キッズTakabata/ボールプールって子どもの発達にどう影響するの?
教室の毎日
25/04/18 22:36 公開
電話で聞く場合はこちら:050-3171-3544
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

24時間以内に
81人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-3171-3544

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。