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(236件)

子ども同士の相性って何?良い悪いってどう決まる?

こんにちは!保育士のたくまです。基本的に朝食以外はサラダを食べないと気が済まない性分の私。ドレッシングなんてどれも同じと思っていたのですが、ここ最近、その概念を覆されまして。 味ぽんでお馴染みのミツカンさんから出ている「ドレッシングビネガー」という代物です。パッケージには“リンゴ酢をベースに、香り高いスパイスの風味を加え、ドレッシングのために味付けしたシャープなビネガーです”とあり、私はこれをオリーブオイルと1:1の割合でサラダに掛け、さらにブラックペッパーを振って食べています。 これがですね、サラダの旨味をめちゃくちゃ引き立ててくれると言いますか、カッコつけて言うと“お洒落な味”なんですよね。どんなサラダに掛けてもお店風の味に格上げしてくれると言うか。自分的にはこれがかなり衝撃的で、もうドレッシングはこれしか使いたくありません。 ドレッシングビネガーとオリーブオイル。出合うべく出合った両者の相性の良さはビールと枝豆、映画とポップコーンのそれに匹敵するほど。個人的にはそんな風に思っています。 そもそも、「相性」ってなんなんでしょうね。言葉ではなかなか説明しづらいですが、でも確かにそこにあって。実態がなくなかなか捉えきれないもの。 ユリシスには、毎日いろいろな子どもたちが集まります。すると、自然と「仲良くなる子」と「ちょっと距離をとる子」が出てきます。私たち大人も「この人とは気が合うな」「あの人とはちょっと合わないな」と感じることがありますよね。波長?とも言いますよね。 では、子どもたちの「相性」って一体何で決まるのでしょう?今日はそのヒミツをちょっと紐解いてみたいと思います。 ①相性は性格の組み合わせで決まる 子ども同士の相性は、「どちらかが悪い」「どちらかが良い」ではなく、性格や行動スタイルの組み合わせによって生まれるような気がします。 ・似たもの同士タイプ 例:おとなしい子とおとなしい子 → 安心感があり穏やかに感じる→両者の仲は概ね良好 ・補い合いタイプ 例:元気いっぱいの子と慎重な子 → バランスがとれる場合もある→両者の仲は概ね良好 ・ぶつかりタイプ 例:どちらも主張が強い → 遊びのルールで衝突しやすい→両者は方向性が同じ時は概ね良好だが、意見がぶつかることもある 「良い」「悪い」というより、ただ組み合わせに特徴があるだけなんですね。 ②相性は発達段階にも影響される 同じ年齢でも、発達のスピードは一人ひとり違います。自分の気持ちを言葉で表せる子、まだ行動でしか表現できない子。この二人が出会うと、「え?なんで伝わらないの?」とすれ違うことがあります。これは相性が悪いのではなく、発達段階の違いからくるものではないでしょうか。 ③相性は経験によって変わる 最初は「合わないな」と思っていた子ども同士でも、何度も関わるうちに関係が変わることがあります。例えば、一緒にゲームをクリアした、先生から同じ役割を任された、偶然同じことに笑った、こうした小さな経験が積み重なって、苦手が「意外と楽しい」に変わることもありますよね。私自身もこうした経験を大人になってから何度か経験したことがあります。笑いのツボが似ていると、それだけでなんだか親近感が湧くというか。同じ趣味・ファン同士で盛り上がるみたいな感覚ですね。 ④大人ができる工夫 「合わない子を無理に仲良くさせる」ことは、しなくて良いのかなと思います。大切なのは、安全な距離を保てる環境を用意する、一緒に楽しめる活動のきっかけをつくる、衝突したときに「どっちが悪い」ではなく、どうしたら一緒にできるかなと考える視点を育てることなのかなと。相性は固定されたものではなく、育てていけるものだと思います。 子ども同士の相性は「良い・悪い」で片づけられるものではなく、性格の組み合わせ、発達段階の違い、経験の積み重ねによって日々変化していくのかなと思います。 ユリシスは、そんな「出会いと変化の実験室」みたいな場所。ときにぶつかり、ときに笑い合いながら、子どもたちは人との距離の取り方や関わり方を学んでいきます。 だからこそ、私たち大人も「相性=可能性の種」と考えて、見守っていけるといいな〜なんで思っています。先日、こちらのブログで書いた「だるまちゃんのおとうさん」のように。 ちなみに冒頭のドレッシングビネガーですが、インターネットで購入することができますよ♪

ユリシス・キッズTakabata/子ども同士の相性って何?良い悪いってどう決まる?
教室の毎日
25/09/13 10:47 公開

疲れた心と体は光と音の「スヌーズレン」でリフレッシュ!

こんにちは!保育士のたくまです。小学生のお子さまたちは新学期が始まり、なかなか生活リズムが整わないといった声を保護者さまからよく聞きます。長期休みから規則正しい生活に戻すのは、少し時間がかかりそうです。 頑張って生活リズムを整えよう!という気持ちは分からなくもないですが、この記録的な残暑も相まって、子どもたちの疲労は相当なものではないでしょうか。大人でも堪えますよね。 そんな時は、オランダ発祥の「スヌーズレン」という“心と体をリラックスさせる環境づくり”はいかがでしょう。ほっとひと息つきたい時におすすめですよ。 そもそもスヌーズレンってなに?というところなのですが、「スヌーズレン(Snoezelen)」は、オランダ語のsnuffelen(スヌッフレン)「くんくん匂いを嗅ぐ」とdoezelen(ドゥースレン)「うとうとする・くつろぐ」を組み合わせた造語です。 光・音・香り・触感などを工夫した空間で、子どもが安心して五感を心地よく刺激できるようにする取り組みです。 難しい療育機器のように思うかもしれませんが、本質は 「安心できる空間で、ゆったりと感覚を楽しむ」 こと。 特に発達障がいや感覚過敏のあるお子さんにとって、刺激を調整しながらリラックスできる大切な時間になると言われています。 スヌーズレンは「治す」ためのものではなく、子どもが 安心・安定して過ごせること が一番の目的。 期待できる効果としては、まずはリラックス効果。光や音に包まれて安心し、気持ちが落ち着きます。 次に感覚の調整。過敏なお子さんには「ちょうどいい刺激」を、鈍感なお子さんには「心地よい刺激」を届けます。 さらにはコミュニケーションのきっかけにもなります。同じ空間を楽しむことで、無理なく関わりが生まれます。お部屋が暗くなるとなんだか周りの人と一体感が生まれる感覚って、ありますよね。妙に仲間意識が芽生えると言うか。あの感じ。 そして最後は自己選択の体験。「この光を見たい」「この音を聴きたい」など、子ども自身が選ぶ喜びを感じられることが大きいです。 つまり狙いは「安心できる場をつくり、感覚を通して自己表現や安心感を育む」ことなんですね。 「でも専用の部屋や高価な機材なんて無理!」と思った方、ご安心ください。家庭でも簡単に取り入れられる工夫があるので、ご紹介していきますね。 まずは照明で雰囲気づくり。100円ショップのLEDキャンドルやライトプロジェクターを使って、カラフルなライトを壁や天井に映すだけで特別な空間になります。 音で包み込むのも効果的。波の音、鳥の声、ヒーリング音楽を流します。Bluetoothスピーカーがあれば、好きな音をすぐに流せると思います。 ふわふわの毛布、ビーズクッションなどを使った触感遊びもいいですね。時には水やスライム遊びも、スヌーズレンの要素に。ユリシスでは、夏休みに行った片栗粉スライム遊びが大人気でした♪ アロマオイル(ラベンダーや柑橘系)をほんの少し漂わせて香りでリラックスするのも◎。※匂いに敏感な子は「無香」でOK。 テントやカーテンで仕切り、「自分だけの安心空間」を作って秘密基地感を出すのもいいですね。 要は “ちょっと特別で落ち着ける空間” を作れればOK。「高価な機材がないとできない」という思い込みは捨てて大丈夫ですよ♪ スヌーズレンは「安心して感覚を楽しむ空間づくり」。 効果や狙いは、リラックス・感覚調整・コミュニケーション・自己選択といったシンプルで大切なものです。 ご家庭でもちょっとした工夫で簡単に取り入れられるので、「今日はちょっと疲れてるな」という日に、親子でスヌーズレン時間を楽しんでみてはいかがでしょうか? 「今日、スヌる?」なんて言いながら♪

ユリシス・キッズTakabata/疲れた心と体は光と音の「スヌーズレン」でリフレッシュ!
教室の毎日
25/09/12 08:57 公開

自閉傾向のある子どもとの約束事に「親子間の契約書」のススメ

こんにちは!保育士のたくまです。契約書だなんて、いきなり畏まった感じてすみません!「契約書」って聞くと、なんだかお堅い響きがしますよね。 家を買うとき、携帯電話を契約するとき、そんな場面を思い浮かべる方が多いかもしれません。 でも実は、自閉スペクトラム症(ASD)の子どもとの日常生活の中でも、「親子間の契約書」はとても役立つアイテ厶なんですよ。 自閉スペクトラム症のお子さまは、言葉での約束を忘れてしまって、口約束だけだと「いつの間にかルールが変わった」と感じて混乱することがあります。 曖昧な言い回しが苦手なので、白黒はっきりしている方が安心、といった特性を持っていることが多いです。 そんな時に、紙に書いて「親子でルールを見える化」するのが「契約書」というわけ。 例えば、「ゲームは夕飯までに30分」「宿題が終わったらYouTubeを30分見られる」「毎朝7時に起きたら日曜日に好きなお菓子を買う」などなど。 これを親子で話して合意して、お互いサインをするだけで、スムーズに動けることがあります。 なぜ効果があるのか?まずは曖昧さが減るということが大きいと思います。「あとでね」「ちゃんとやってから」といった抽象的な言葉は、自閉スペクトラ厶症の子どもにとってはモヤモヤしちゃうんですよね。契約書は明文化されているので安心感につながります。 親子ゲンカが減るという効果も期待できます。口約束だと「やった!」「やってない!」でケンカになりがち。紙に残っていれば「ほら、ここに書いてあるよ」と冷静に確認できます。 そして、最大の効果は達成感が増すこと。「やること→できた→ごほうび(場合によって)」という流れが契約書に書かれていることで、行動の結果が分かりやすくなります。子どもにとっては「できた!」という小さな成功体験の積み重ねになって、自信につながるんですよね。 ここからは、親子契約書の作り方をご紹介したいと思います。 ①ルールを一緒に決める 親が一方的に作るのではなく、「どうしたらいいと思う?」と子どもに聞きながら作成します。親が一方的に作ったものだと、達成できなかったときに親のせいにしてしまいます。 ②短くシンプルに 「5分以内に片付ける」「1日1回まで」など、数字を使うと分かりやすいです。 ③ご褒美も忘れずに 「○○できたら、△△できる」という“交換条件”を入れるとモチベーションUP! ④サインをする 大人みたいに署名やハンコを押すと、子どもはちょっと誇らしい気持ちに。 実はこの方法、目下、不登校中の小4の娘の対応を通して、実際に効果を感じられました。 小3の秋頃から学校生活に馴染めず不登校となり、自宅で過ごすことになった娘。日中はタブレットで動画鑑賞で、日に日に生活リズムが崩れ、朝が起きられなくなっていました。   遅い時は11時、なんてことが日常茶飯事。その上、起きられなかったことを親のせいにして八つ当たりし、その日は一日中キレまくり。親への暴言も増え、夫婦で途方に暮れていました。 これはいかん!ということで、妻と私そして娘の3人でじっくり話し合い、親子間契約書を交わすことにしました。 契約書の内容はこんな感じです。 ①朝は9時30分までに、朝ごはん、着替え、洗顔、歯磨きを済ますこと。これができたら100円支給 ②8:15に耳元でモーニングソングを10分流す。それでも起きない場合は大きな声で「起きて!」と3回声かけ ③それでも起きない時は、自己責任。9:30までに身支度が終わってなくても親のせいにしないこと。 第三者から見たら、「甘やかせすぎじゃないのか」なんて言われそうですが、とにかく朝が一人では起きられない。何はなくともまずはここから!という想いで作りました。 9:30までに身支度を終えるために何をすればいいのか?契約書には、このあたりも明確に記載しました。もし、達成できなかった時に、「これをやってなかったから達成できなかった」と、本人が後で振り返りできると思ったからです。 この契約書を導入すること約2ヶ月。はじめの1〜2週間は、出来たり出来なかったりといった日々続いていましたが、3週目頃から達成が続き、今では毎日、8:30には起きて契約書通りに身支度を整えてることができています。 そして、何より効果を実感しているのは、親子ゲンカが大幅に減ったこと!(ゼロではありませんが😅)これは大きな変化だと感じています。 たかだか朝の身支度ごときですが、私たち親子にとっては大きな一歩でした。 親子間の問題解決に、ぜひ「契約書」をお試しあれ。

ユリシス・キッズTakabata/自閉傾向のある子どもとの約束事に「親子間の契約書」のススメ
教室の毎日
25/09/10 19:54 公開

運動するとストレス耐性が身につくってほんと?!

こんにちは!保育士のたくまです。みなさんは「運動するとストレスに強くなる」と聞いたことはありますか? 「ほんとかな?」「ただ疲れるだけじゃない?」と思う方もいるかもしれません。実はこれ、脳科学的にも心理学的にも証明されている“ほんと”なんですよ。 人はストレスを感じると、脳の中で「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。これは体を緊張させて「戦うか逃げるか(闘争か逃走)」を準備するスイッチと言われています。 危機的状況においては命に関わるので、人間にとって必要不可欠なホルモンなんですよね。 ところが、これが過剰に分泌されると気持ちが不安定になったり、イライラが増えたりするそうです。 ここで活躍するのが運動で、運動をすると、脳の中で「セロトニン」や「ドーパミン」といった気分を整えるホルモンが分泌され、ストレスホルモンを打ち消してくれるそうです。 つまり運動は、ストレスの「中和剤」みたいなもの。さらに運動を続けることで「ストレスに強い脳の回路」ができていくと言われています。続けることで結果が出る筋トレの原理と同じですね。 少し息が切れるような運動をすると、なんだか気分が晴れやかになる感覚、誰しも経験したことがあるんじゃないでしょうか。要はあれって、脳内のストレスが吹っ飛んでるってことなんですね。 「セロトニン」や「ドーパミン」は“幸せホルモン”なんて言われるくらいですから、まさに気分はアゲアゲってこと。 このことをふまえて、ユリシスで実際に行っている子どもにおすすめの効果的な運動を幾つかご紹介したいと思います。 ①バランスボールでトランポリン ジャンプや弾む動きは、前庭感覚(バランス感覚)を刺激しながら全身のリズムを整えてくれます。リズム運動はセロトニン分泌を促す効果があると言われていますよ。 ②サークル鬼ごっこ 地面に直径3mほどの円を描き、その周りを一対一で鬼ごっこ。走ったり追いかけたりする運動は、心拍数を上げる有酸素運動。適度な疲労感が気持ちをスッキリさせます。相手の動きに合わせて動きをコントロールするため、固有覚や眼球運動の底上げにも繋がりますよ。室内でやる場合はフラフープやロープなどで代用して。 ③ストレッチ 「運動」というと激しいものをイメージしがちですが、ゆったりとしたストレッチも効果あり。腹式呼吸と組み合わせると自律神経が整い、気持ちが落ち着きやすくなります。 ④大縄跳び 単純に見えてリズム・バランス・集中力を総動員する運動。短時間でも繰り返すことで「できた!」の成功体験にもつながります。 「運動するとストレスに強くなる」はほんとです。脳と体を同時に元気にしてくれる運動は、子どもたちの成長に欠かせないものなんですね。 勉強や習い事も大切ですが、まずは「体を動かして心の土台をつくること」がストレス耐性を高める近道なのかもしれませんね。 ユリシスでは、今日も子どもたちと一緒に体を動かし、“気分アゲアゲ”していきますよ〜😄

ユリシス・キッズTakabata/運動するとストレス耐性が身につくってほんと?!
教室の毎日
25/09/08 18:39 公開

WISC数値から「強み」を活かす支援を探る vol.2

こんにちは!保育士のたくまです。今回は、とあるお子さま(7歳女の子)のWISC-Ⅳの数値から読み解く、本人の強みを活かした支援について考えてみようと思います。 まずは、検査の結果から見ていきましょう。 【WISC-Ⅳ検査結果】 全検査IQ 84 言語理解 97 ←強み 知覚推理 87 ←やや弱み ワーキングメモリー 94 ←強み 処理速度 67 ←弱み ▼検査結果から推測できること 全検査IQ:84 平均(90〜109)より少し下。ただし「弱さ」と「強さ」の差が大きく、IQだけでは捉えきれないところがある。 言語理解(97) 言葉の理解や知識の活用はほぼ平均。説明を聞いて理解したり、人に説明する能力は比較的高い。 知覚推理(87) 目で見て考える、図形や空間を扱う力はやや弱め。工作や図形問題は少し時間がかかることも。 ワーキングメモリ(94) 記憶して処理する力は平均。数字を覚えて操作したり、簡単な指示を頭に残して動ける。 処理速度(67) 大きな課題。視覚的にたくさん処理する、速く正確に書く、手先を動かすことがかなり苦手。テストや板書、計算スピードなどで「遅い」と言われやすい傾向にある。 数値から読み取れるのは、「言葉を使った理解や記憶は得意だけれど、手を動かしてスピーディにこなす作業はとても負担になっている」可能性が考えられます。 ては、どんな手立てをすれば彼女が日常を生きやすくなるか?場面ごとにいくつか挙げてみたいと思います。 1. 学習面での工夫 ・板書 書くスピードが遅いので、学校では先生が書いた黒板をタブレットで写真を撮る。お家でプリントして保存します。後で見返すことで復習にもなります。 ・テスト 制限時間に配慮。「速さ」ではなく「理解度」で評価してもらう。このあたりは先生と相談が必要ですね。 ・算数 計算ドリルは量より質。少ない問題を正確丁寧に。暗算より、数直線やブロックなど「目で見てわかる教材」を使うとより理解度が深まります。 2. 日常生活での支援 ・手先の動き お箸・ハサミ・書字の動作が負担になる可能性あり。「折り紙」「あやとり」「ビーズ通し」など楽しみながら細かい作業を少しずつ積み重ねると巧緻性の底上げになります。鉛筆は太めや三角鉛筆など握りやすいものを使うことで負担が減らせます。 ・身支度 着替えや片付けは「やることリスト」を文字や絵、写真で見える化。時間を気にせず「順序よくできたこと」を褒める。 3. 学校生活を楽にする工夫 ・配慮をお願いできると良いこと 書く課題を減らす、プリント活用。テストや課題で時間延長。宿題は量を減らす。評価は「速さ」ではなく「理解度」を重視してもらう。 ・友だちとの関わり 話す聞く力は比較的強みなので、発表や音読、会話で自信を持てる。処理速度の苦手さから、逆にお友達と「速くやる競争」は避けたほうがベター。 4. 自信を育てる声かけ 「ゆっくりでいいよ。丁寧にやれたね!」 「説明の仕方、わかりやすかったよ」 「よく覚えていたね、助かったよ」 得意(言語・記憶)を伸ばしながら、苦手(処理速度)は環境調整でカバーするのが基本的な考え方。数値だけみると、彼女は 「ことばの力」が強みで、「速さや手の動き」が弱点と言えそうです。 書く量や速さを求めすぎず、プリントやICTで補う。わかっていることを「話す」「説明する」形でアウトプットさせる。生活では手順を見える化して安心できる環境を整えるとストレスなく過ごせそう。 彼女は一見すると、お話好きで誰とでもすぐに打ち解ける社交性を持ち合わせ第一印象は「器用そうな子」です。これは彼女の個性として魅力的。彼女が居るだけで周りの雰囲気が明るくなるので、唯一無二のオンリーワンだなと感じます。 そんな素敵な彼女の笑顔を絶やさないためにも、日頃から、大人たちの配慮や工夫が必要なのだと感じます。 ユリシスでは、「自分はできる!」という気持ち(自己肯定感)を保ちながら、どんどん自信を深めてくれたらいいなと思います!

ユリシス・キッズTakabata/WISC数値から「強み」を活かす支援を探る vol.2
教室の毎日
25/09/05 21:21 公開
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