こちらは専門家回答のQ&Aです。
保護者さまお悩みアンケートで応募のあった中から採用されたものとなります。
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小学4年生の子どもです。ADHDで特別支援学級に在籍しています。
「コンサータ」を服用し始めてから、昼食を食べられなくなり、体重が減り続けていることに危機感を持っています。集中力は上がり授業態度は改善されましたが、帰宅後も薬が切れるまで食欲が戻らず、夜にまとめて食べる生活で心配です。薬の効果を維持しつつ、成長期の栄養不足を防ぐための食事の工夫や、休薬日(週末など)のタイミングなどアドバイスを頂きたいです。
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この質問への専門家回答1件
ご相談ありがとうございます。内服薬で集中しやすくなり、授業態度も改善している一方で、食欲が落ちて体重が減り続けているとなると、とても心配になりますよね。薬の効果を大切にしたい気持ちと、成長期の栄養不足を防ぎたい気持ちの間で悩まれる親御さんは少なくありません。
一部の内服薬では、薬が効いている時間帯に食欲が落ちることがあります。昼食が入りにくく、夕方から夜にかけて少しずつ食欲が戻るお子さんもいます。ただ、体重が減り続けている場合は「よくある副作用だから」と様子を見すぎず、主治医に具体的に伝えることが大切です。いつから、何kgくらい減ったか、昼食をどれくらい残すか、食欲が戻るのは何時頃かをメモしておくと、相談しやすくなります。
食事の工夫としては、薬を飲む前の朝食を少し手厚くすることが一つです。ご飯やパンだけでなく、卵、乳製品、肉・魚、大豆製品など、たんぱく質を含むものを加えられるとよいと思います。昼は無理に完食を目指すより、短時間で食べやすいもの、少量でも栄養がとれるものにします。帰宅後や夕食後に食欲が戻るなら、補食としておにぎり、ヨーグルト、チーズ、卵料理、具だくさんの汁物などを用意し、「食べられる時間帯に補う」考え方で整えたいですね。
休薬日については、家庭だけで判断して急に中止するのではなく、必ず主治医と相談してください。週末や長期休みなど、授業への集中が強く求められない日に休薬を検討することはありますが、その日に落ち着きにくさ、けがのリスク、家庭内の負担、本人の困りが増えることもあります。薬の効果と食欲・体重の問題を並べて、服薬日、休薬日、用量、服薬時刻を調整できるか相談するのが現実的です。大切なのは、薬を続けるかやめるかの二択にしないことです。授業での良い変化は大切にしながら、体重減少も見過ごさず、成長を守る方法を主治医と一緒に考えていけるとよいと思います。
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