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友だち関係の変化に戸惑い、不安定な状態に
中1・ASD(自閉スペクトラム症)・通常級在籍
登下校時の友人関係の変化に脳が追いつかず、被害的な感覚が強まっており、不安定な状態になっているようです。
小学校からずっと一緒に帰っていた友だちが、中学で新しい友だちと帰り始めたことでいつもと違う状況に戸惑っているようです。「3人で帰る時の立ち位置」や誘うタイミングが分からず、結局一人で帰る道を選んでいますが、後ろから聞こえる同級生の笑い声を「自分をバカにしている」と受け取ってしまい、帰宅後はひどく落ち込んでいます。これまで固定されていた「帰り道のルーティン」が崩れたことで、本人の精神的な余裕が完全になくなっているように思えます。
変化への適応が難しい時期の、心のケアや友人との距離感をどう伝えるべきなのでしょうか。
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この質問への専門家回答1件
ご相談ありがとうございます。とても難しい課題に向き合っておられて、ご苦労と心配がよく伝わってきます。まずは帰ってきた時に、できるだけ明るく「おかえり」と迎えてあげてください。大変ですが、帰ってきてくれただけで嬉しいのだと伝わる様に。
これは、「親御さんだからこそできる、親御さんだけにしかできない」ことです。それだけで“安全基地”ができ、心の揺れが少し落ち着きやすくなります。
そのうえで、笑い声を「自分のことだ」と感じてしまう被害的な受け止め方を、すぐに否定せず「そう感じるんだね。すごくつらかったね。」と一緒に受け止めてあげてください。親御さんが一緒に悩み、「どうしようか」と考える姿勢そのものも、本人の孤独感・孤立感を和らげます。次に、事実の正解探しではなく、「その笑い声には、他の可能性もあるかな?」と一緒に並べてみるのも有効です(別の話で笑っていた、緊張でそう聞こえた等)。これは“自動的に自分のことだと結びつく回路の先”を増やす練習になります。
最後に、関係を元に戻すより、「入り直す」練習はとても現実的です。たとえば声をかける場所を下駄箱などに固定し、最初の一言だけ台本化します(「今日いっしょに帰ってもいい?」「途中まで一緒でもいい?」など)。うまくいかない日があっても、「あなたの価値が下がるわけではない」と確認できるように帰ってきたことを喜んであげながら、帰宅後に気持ちを回復させる小さなルーティン(飲み物、好きなこと10分など)を用意すると立て直しやすくなります。必要なら、学校側にも最小限共有し、孤立しない見守りをお願いできると親御さんの安心も増すと思います。
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