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衝動性の強い女児の学習指導について。
小学4年生の娘がいます。診断が付いているのはASDですが、特性としては、ADHDの診断までは行かないものの衝動性がとても強いと言われています。カッとなって衝動的に手が出る、ということは全くないのですが、パッと目に入った情報や頭に思い浮かんだひらめき等に即座に飛び付きやすく、この衝動性の強さが学習面にかなり大きく影響しています。
算数であれば、まず問題文を読みません。ただの計算問題でも、「商を1/10の位までもとめてあまりも出しましょう」のような指示を読み飛ばしていきなり筆算にかかるので、けっきょく正解は出せず・・・。文章問題も、問題文を読んでいない上に、立式する前からノートやプリントのあっちこっちに筆算を書き殴って答えだけボン!と出すスタイルなので、「どういうプロセスで考えてその答えにたどり着いたのか」を後から説明することが出来ません。なんとなくひらめいた考えに、正誤を確かめることもなく反射的に飛び付いて、そのまま答えまで持って行ってしまうイメージです。
理科社会は資料の読み取り問題が多いため、目に付いた情報だけで早合点で答えと思い込んでしまうので、ケアレスミスが多いです。また、算数と同じく問題文をしっかり読まないため、「合っているもの2つに〇を付けましょう」なのに1つしか〇を付けなかったり、「合っているものには〇を、間違っているものには正しい答えを書きましょう」なのに間違っているものに×を書くだけだったりと、細かい指示を読み飛ばしてさっさと解答しようとしてしまうために起こるケアレスミスも頻発します。
国語ですと、習った漢字でも漢字を使って書きません。50問テストでは万点近い点数を取りますので、決して漢字を覚えられないわけではないのですが、ノートや何かしらの文章を書くときなど、「漢字を思い出す」というステップを踏まずに衝動だけで書いているようなイメージです。(指摘した時にせめて書き直してくれればいいのですが、使っていないうちに漢字は忘れていってしまいますので、いちいち思い出すのが面倒くさいようでけっきょく平仮名のままです。)
音楽⇒楽譜は読めるのですが、しっかり読む前にさっさと弾こうとしてしまうため、音符も拍も間違えていることが・・・。
図工⇒さっさとアイディアを実現する(仕上げる)ことに意識が向いているためか、とにかくやることなすこと雑で、下書きレベルの仕上がりに。
と、挙げればキリがないのですが、あらゆる分野で衝動性に振り回されているな、という印象を持っています。
問題文に関しては、音読してから解き始めることをルーチン化することで改善が見られ始めています。私が目の前にいて、常に衝動にブレーキをかけてやるしかないのか・・・同じようなお子さんを育てた方がいらっしゃれば、どのような取り組みをされたか、参考までに教えていただければ幸いです。
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この質問への回答6件
うちの娘と似ています(笑)
すぐ飛びつくんですよね。。。
うちはお薬を飲ませています。
お薬以外でいい方法があればいいのですが…。
小2からアトモキセチンを飲んでいましたが、食欲がなくなり、体重が増えなくて、今はインチュニブを飲ませています。
本人も飲んでいるときとそうでない時のテストの点が違うので、自ら飲むようになりました。
瓜坊さん、ありがとうございます。
お子さんはお薬を飲んでいらっしゃるのですね。
うちの娘はASDで聴覚過敏がありますので、易刺激性を緩和するためにアリピプラゾールを処方していただいています。薬を増やしすぎるのが得策ではないことと、ADHDについては確定診断が下りていないことから、インチュニブなどの薬を追加で、という選択肢は難しいかな、と思っています。薬で本人が楽になるなら、薬に頼りたいと思う気持ちもあるのですが・・・。
しかし、飲むか飲まないかでテストの点数が違うのですね。参考になりました。
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確かに、お薬増やすのはちょっと抵抗ありますよね。。。
病院で相談されてもいいかと思います😊
娘は塾の試験で娘さんと同じように簡単な所でミスをして基本問題を15〜20点は取りこぼしていました。
公文でも7割の正解率でしたが、お薬で公文は全問正解になり、テストでは10点以内の取りこぼしに変わりました。
お薬以外だと、問題文の大切なところに線を引くとかですかね。
問題文に関しては、何度か痛い目に遭うと、この前の失敗を思い出してやらなくなっていくと思うのですが、漢字は使わないとですよね。
宿題で漢字を習った際に例文を作るというのがあるのですが、適当にしようとするので、辞書ひかせてます。知っていても使わないと忘れてしまうので💦
お嬢さんは多分頭の回転がすごく速いんだろうと思います。聴覚過敏とのことなので、難しいかもしれませんが、娘は音楽を聴きながらのほうが集中できるそうです。頭の回転が弱まるのかな、と思っていますが。何か薬以外で工夫できるといいですね。
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こんばんは。
ASD、ADHD当事者です。
読んでいて頭の回転が速く自分の中で解決するタイプなのかな、と感じました。
理由は異なるのですが、私も問題文の勘違いが多かったタイプです。視覚過敏でたくさんの情報がいっぺんに入ってくるのとそれらを素早く処理することが苦手です。短期記憶も苦手です。
私の場合は、実際の解答欄を紙などで隠してまず問題文だけ見えるようにします。文章を読む時も定規等をあてて少しずつ読み進めます。文章問題や国語の長文なら「ここをしっかり読んでほしい」という部分にマーカーで線を引いたり、段落ごとに要約を書いて何が書いてあったか忘れないようにしていました。(最近は貼って剥がせるマーカー等教科書を汚さない文具もありますよね)
ただ、音読すると問題文が頭に入るのなら上に書いたような視覚的アプローチはあまり効果がないかもしれません。音読は耳と目を両方使う方法だからです。
文章題は小学生の頃から苦手で、文章のパターンと式の型を覚えて解いていました。中学生になれば証明問題のような、まさしく「説明」そのものが解答になる内容も出てきます。
大げさかもしれませんが長い目で見ると、その理解で合っているか自分から確認することは社会に出てからとても大事なスキルですので、
今は親御さんのストップで立ち止まる練習段階→答えを見て間違っていたら一緒に見落とした点を確認する→分からない点を自分(本人)から尋ねる練習…といったようなかたちで、少しずつ親御さんの手を借りずにできるようになったらいいですよね…。
長けれど永遠に続く訳ではありません。
また、親御さんで勉強を見きれないと感じたら専門の方を頼っていいと思います。
ごちゃごちゃした内容になりましたが工夫の紹介でした。衝動性はスイッチが入っていると自分で気付いて止まれないので、私も薬と工夫(対策)でギリギリなんとかなっています。
本田秀夫先生が「ADHDの薬は症状が劇的に無くなるわけではなく、10回中10回ミスしていたものが10回中7回のミスに減るようなイメージ」と説明されていたのがすごくしっくり来て、よく引用させてもらっています。
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たーさん、コメントいただきありがとうございます。ご返信が遅くなり申し訳ございません。当事者の方からのアドバイスでとても参考になります。
「長い目で見ると、その理解で合っているか自分から確認することは社会に出てからとても大事なスキル」という点はまさしくその通りだと思いました。そのためにはやはり、ある程度の経験値が必要ですね。
お薬についても、具体的なイメージを教えていただいてありがとうございます。
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瓜坊さん、ご返信ありがとうございます。
お薬でそんなに変わるのですね。娘も塾のテストだとケアレスで20点くらい落としています。次の診察で相談してみようと思います。
親切なご回答、大変参考になりました!
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