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言葉のこだわりで悩んでいます。
20歳の息子はアスペルガー症候群で、中学生の頃から言葉のこだわりが強くなり、一般的にみんなが使う「~じゃん」という言葉が嫌いで、本人は「若者言葉で正しい日本語では無い!!」と今でも言い続けています。
一人で思っているだけなら問題無いのですが、他人が会話をしていて「~じゃん」という言葉を耳にすると、会話に割り込んで「~じゃん、は正しい言葉では無い!!」と知らない人にも注意をしてしまいます。
もちろん、突然その様な事を言われたら怒る人もいるので、対人トラブルが絶えません。
本人にはトラブル回避のため、嫌いな言葉を耳にしたら、その場から逃げる。自由時間にはイヤホンをして音楽を聴く。などの対応をしてきましたが、日常生活で嫌いな言葉を一切耳にしない事は不可能で、本人が変わるしか方法が無いと思っています。
しかし、これまで何度も両親から「~じゃん。は悪い言葉ではなく、お互いに使って嫌な思いをしなければ会話は成立するから、使ってダメと自分の思いを他人に押しつけてはいけない。」と対話をしてきましたが、一向に考えは変わらず、「~じゃん。という言葉があるこのような世の中に、何故ボクは産まれてきたのだろう!!」と現実逃避をしてしまいます。
息子は小学校低学年でアスペルガー症候群と診断されてから、隠す事なく学校に特性を話してました。先生方の支援もあり、小学校、中学校、普通高校と勉強にはどうにかついていくことができ、どうにか卒業する事が出来ました。もちろん、言葉のトラブルは多々あり、何度も学校に出向いては謝罪の日々でしたが、親として迷惑をかけてしまったら当然の事としてきました。
しかし、いよいよ息子が成人(20歳)になり、このままでは社会人として仕事や生活が出来るのだろうか?と考え悩んでおります。
今は、障害者雇用に向けて就職活動中ではありますが、まだ就職先は決まっておりません。もし、就職できたとしても、言葉のこだわりがある以上、またトラブルを起こしてクビになるのでは?と不安しかありません。
近隣の障害者支援センターのサポートを受けながら、障害者雇用に向けて本人も頑張っていますが、言葉のこだわりがどうしてもネックになってしまいます。
息子も自分の状況は理解しているようで、このままではダメだと思っているものの、「自分がどのようにして変わって行けば良いのか分からない。」と言っております。
それに対し簡単に「~じゃん。という言葉を聞いてもガマンしろ。」とその場しのぎの回答はできないため、本人に対してどのようにしてアドバイスやフォローしたら良いのか分かりません。
何か少しでも改善できる方法がありましたら、親の立場としてアドバイスをいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
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この質問への回答17件
回答をしていただきました皆様に感謝申し上げます。思いの外、多くのコメントが短期間でいただけたので、そろそろQAを閉じたいと思います。
最後に、私は40代の父親です。長男が幼少期に発育の遅れに気づき、障害があると診断された時には夫婦で泣きました。
しかし、息子のために何ができるか考え、長男と一緒に家族みんなで喜怒哀楽を共にしてきました。
これまで色んな方に相談してきましたが、対応するのはほとんど母親(家内)です。父親である私に何が出来るかを考えて、今回の質問により何らかのアドバイスをいただけたらと思いました。
息子も成人して大人になったので、もっと早くに投稿していればと後悔しております。親として何が正解が分からず、長男に対してサポートしすぎたかもしれません。
しかし、長男の行動やそれに対応する家内の姿を見ていると、私も黙っていられませんでした。親の責任と感じ支援したことが、長男のためになっていなかったのではないかと反省しております。
今回の質問に対して、沢山のコメントとアドバイスに本当に感謝申し上げます。
おっこさんのご回答の通り、「じゃん」は関東の方言ですが、標準語を話していると思いこまれている首都圏出身の人々が話すので、方言特有の味わいや素朴さに欠けるのかもしれません。つまり、オフィシャル標準語とプライベート方言という棲み分けの境界線が見えにくい、標準語を犯しているように感じられる。
そもそも標準語は作られた架空言語で、生粋の標準語話者は存在しないのですが。(統一通貨ユーロと同じ)
以前、「自閉症者は方言を話さない」という記事がYahoo!にアップされました。調べたら、日本語だけでなくドイツ語圏でも同じ現象があり、「南ドイツのアルプスの田舎の三人兄弟に生まれた自閉症児だけが標準語を話すので、ご近所で目立ってしまう」というレポートもありました。
自閉症児は身近な他者とのコミュニケーションからではなく、ニュースや映像作品や活字で言葉を習得していきます。
私も自閉症で、言葉に対する異様なこだわりがありますが、逆手にとって「とことんこだわって、調べる」ようにしています。また、言語ヲタクの世界には強者がいるので、知れば知るほど「私なんて言葉についてわかっていないほうだ」と注意が自分へ向きます。
息子さんは社会で働くと「敬語マナー」という洗礼を受けるかもしれませんが、逆にそっちに意識をシフトさせたほうが「じゃん」への固執が和らぐかもしれません。また、言葉は相手との関係、状況によって変化することを学ぶきっかけになります。
例、会社の山田部長のアクションは尊敬語で表現し、山田部長と話す際は私自身のアクションを謙譲語で表現するが、取引先から電話がかかってきたら「山田は5時頃に戻る予定です。」と部長へ尊敬語を使ってはダメ。
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はじめまして、おっこと申します。
お悩みの解決にはならないかもしれませんが…
息子さんは「~じゃん」というのが、そもそも東京や神奈川の方言というのはご存知でしょうか。アナウンサーが使う標準語が正しい日本語とすれば確かに間違っていますが、そもそも関西の人が「~やねん」とか言うのと同じことなんですよね。
因みに愛知の三河弁も「じゃん、だら、りん」と言って「~じゃん」を使います。
その他の方言が許容できているのであれば、それと同じと考えるの難しいでしょうか。
長年の拘りのようなので、そんな簡単なことではないかもしれませんが💦
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はじめまして。
辛いこだわりですよね。
他人にも注意してしまう事は、相手によっては仕返しで傷害事件になるリスクもあると思います。
ストレスでこだわりが増強するのではなくて、常にですか?
他人にまで注意する衝動性やこだわりの鋭さは少しマイルドにしてあげた方が良いのではと思いました。
強くすすめるわけではないですが、お薬の力を借りたことはありますか?
主治医や心理士などの見解は?
本人がコントロール出来ない状態なので、チックや強迫性障害のような類いと感じました。
少しでも改善出来ると良いですね。
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カピバラさん。コメントありがとうございます。
「~じゃん」に対する反応は本人の体調にもよりますが、その場から逃げるなど気持ちをコントロールしてガマンできる時もあります。
常に他人に注意するわけではありませんが、聞き逃す事はなく、顔の表情が変わったりなど何らかの反応があります。
服薬については、高校2年生から開始しました。興奮や不安を抑える薬(リスペリドン)を朝1mg、夜3mg服用して少し言葉に対する反応や興奮は抑えられていますが、こだわりが改善したわけではありません。
心理士さんの意見については小さい頃に話しを受けた程度で、大人になってから言葉のこだわりの相談はまだしていません。
心理士さんに相談してみたいと思います。アドバイスありがとうございます。
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こんばんは
公立高校の男子がいます。自立のスタートが目前ですよね。
TL拝見しましたが、3年前からあったことなんですよね?その時どう対応していたのですか?
お子さんはすでに二十歳です。この拘りに現実逃避していてもいいけど、社会では認めて貰えないんだと経験しないことにはわからないと思います。
これまで親が楯になっていたならその現実を肯定されていると誤学習してしまったでしょうね。文章から親が謝っていたようですが、本人が根本的なところで謝る理由がわからなかったのですよね。学ぶチャンスはいくらでもあったはずなんです。
さらに拗れて拘りになっているわけですし、社会にでる時期になってしまった。親としては焦るでしょうが、また学ぶチャンスを逃す事ないように見守ってあげては?
言葉で説明してもわからないなら、尻ぬぐいも含めて体験させないと。どう変わるかわからないのではなく、変わらないでいたいと思っているからわからないのです。
私なら社会での傷を小さくするため、親が家庭内で毎日わざと~じゃんを多用して慣れさせるとかしか思いつきません。解決方法にならないかもしれませんが。
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