知的支援級に転籍、またはもともと通われているお子さんをお持ちの方は、小学校から先の進学・就職はどうされましたか?
入学時から情緒支援級に通う小二の娘がいます。
就学前は知的障がいなしのASD診断でしたが、二年生になり勉強の遅れがかなり目立ってきました。
今年の夏、WISCなど再検査をしたところIQが92→81まで下がり、境界知能と診断を受けています。得意な部分と苦手なことの差が激しく、特に国語にいたっては一年生の漢字も読めないことがあります。
来年度より、知的支援への転校を視野にただ今就学相談中です。
親としては、今よりも着実にできることを増やし、本人の自尊心を損なわないようにするためにも、情緒より知的が望ましいと考えています。
…考えてはいますが、心配性の性分のためこの先の就学・進路がどうなっていくのか不安です。
正直いえば、情緒なら特性が少しずつ落ち着いていければ、その後通常級の高校や就職も可能なのではと思っていたのです。
それがここにきて知的…となり、ではこの子の将来は?と進む方向性が変わったことに動揺しています。
境界知能は支援も受けづらいというのも、心配でなりません。(今心配しても仕方ないと分かってはいるのですが…)
同じようなお子さんを育てられている方のお話を少しでも多く伺いたいと思い、相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
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この質問への回答7件
情緒級在籍でしたが支援級長かったので回答しますね。
まず知的級に入る為の条件は学校に確認していますか?
こちらの自治体ではWISCなど発達検査の数値をもって転籍条件とするので知的境界域(知的障がい無し)では知的級には入れません。
また情緒級であっても本人のペースに合わせて勉強していたので、中には1学年下の教科書を使っていた子も居ました。知的級になると自立活動に力を入れる為勉強の時間自体が減りますがそこは確認しているのかが気になりました。
個人的には情緒級のままで特に支障はないものと思います。
こちらの自治体では支援級だと内申点が付かないこともあり、知的境界域だと中学校は普通級にする子の方が多いです。
ただ漢字が読めないというのは気になるのでLDがあるかどうかの検査はされた方が良いかと思います。
また見え方にも凸凹がある子が居るので枠内に文字がおさまらない、文字がカクカクしている、落とし物に気付きにくい、板書が苦手などがあれば視覚機能に課題がある場合もあるのでビジョントレーニングの必要性があるかもしれません。
ビジョントレーニングのリタリココラム:https://h-navi.jp/column/article/35029473
こちらは情緒級も本人の習熟度次第です。基本は学年の教科書を使用した普通級と同等ペースで進むものの、本人が理解していないのに進むことは無く教科によっては下の学年の教科書を使用している子も中には居ましたよ。
情緒級が普通級と同等ペースで進むのが前提であるのなら確かに情緒級厳しいかもしれないですね。。。個別指導塾などを使い情緒級で頑張るのか、知的級に転籍するのかですね。
ただ知的級にした場合は中学校も支援級である可能性がかなり高くなります。
中学校支援級で内申点が付く地域かどうか確認して決断された方が良いと思います。(内申点付かない地域だと公立高校受験がかなり厳しいです。こちらの自治体では内申点重視の為まず受からないです)
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私の地域は田舎だから、中学校の支援学級で療育手帳を持っている子は、ほぼ全員が支援学校に行くと先生から聞きました。
療育手帳がなくても精神手帳があれば高等支援学校の受験は可能です。
支援学校に進学ということは、その後は就職という流れになると思います。
知的に境界で精神手帳がないならば、偏差値低めの私立高校、通信制高校、公立ならチャレンジスクールに似た定時制高校があるので、そういう進路になると思います。
就職まではわかりません。
私の地域も、情緒級は教科書を用いて通常と同じ学習をします。
国語の音読で、それぞれ役割を決めて音読する劇風な内容の時は、通常級に行って混じってやっていました。
本当に通常と全く同じ内容、進度も遅すぎず早すぎず同じように合わせていました。
発達障害というよりは境界知的だけなら、たぶん通常級に行くと思います。
情緒級にくる子は特性強めです。
でも学力は普通~高めな印象でした。
勉強が苦手だと、知的級かなという感じです。
知的級でも教科書で勉強させてくれるので。
中学校の支援学級は、中3だけは個々の進路に合わせた特別な指導になるそうです。
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ノンタンの妹さん様
重ねて回答をありがとうございます。
そちらは情緒支援級も習熟度で進まれるんですね!とても良いですね…羨ましいです。
そのように補っていただけたら情緒でも…と思いますが、残念ながらこちらの自治体では難しそうです。
そうですね。仰る通り、小学校から知的支援級の場合は、中学も同様に知的支援級or知的支援学校と話を聞いています。内申点はこちらもつきませんので、来年度に知的支援級へ転向すると、おそらく公立高校への道はなくなると思います。
情緒であればギリギリの選択肢として持っていられるかもしれませんが、なにしろ現状遅れが出ているので、無理させても公立は厳しいかもしれません。それこそ二次障害が出ることも心配で…。
こうしてお話をしていく中で、やはり「今」本人にとってどこが適切かを考えていくべきだと思いました。
お話聞いてくださり、また親身に答えて下さりありがとうございました。
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ナビコさん様
回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
なるほど…。知的が境界で手帳がない我が家では、あげてくださった進路を進む可能性が高そうです。
近隣に軽度の知的をもったお子さん対象、就職特化の学校があるのですが、境界でも主治医から一筆いただければ入学可能と聞いています。
先のこととはいえ、数年後にはかならず来る将来。今からでも少しずつ調べてみます。ありがとうございます。
こちらの自治体は線引が曖昧で、知的と情緒がごっちゃになっている印象です。
我が子のような境界〜学力の高い子までバラバラで、仰るように特性の強度もそれぞれでした。
ただ教科書は進むので、特性が強すぎる子、境界が疑われる子は授業についていくのが難しい印象です。
どの場が一番学びやすく、かつ習得できるものが増えるかを考えてみます。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
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ノンタンの妹さん、回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
ご質問いただいたことですが、こちらの自治体では境界域でも知的支援級への転校は可能とのことでした。
仰る通り、情緒支援級よりも生活の自立を目指す時間が多く、その分社会や理科はありません。個々の理解度にあわせての個別指導になるので、来年度三年生でも理解ができていなければ一年生からまた勉強をし直すそうです。
ですので、小学校卒業時に六年生までの学習内容を終えることは稀で、多くは中学の知的支援級へ進学となる子が大半だと先生から伺いました。
自治体でかなり違いがありますね、お聞きして驚きました。
私も当初はLDを疑っていましたが、検査したところLDではなく、IQによる理解度の遅れと自閉症によるものと診断されています。
情緒支援級でもいいのではと、本音は迷うところです…。
ただご存知だと思いますが、情緒支援級でも教科書をもちいた通常級と変わらない進みにくわえ、補助の先生が付いていても遅れがあるので、三年生からの学習についていけるのかと担任からは言われています。
積み重なっていかないまま、学年がどんどん上がっていくので…。
知的だと学習の進みが本人の定着次第、情緒だと教科書通りに進むが定着できるかは怪しい…というのが現状です。
悩みを長々と失礼いたしました。
回答ありがとうございます。
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