自閉スペクトラム症の特徴、原因、治療方法、併存しやすい疾患とは?自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群、高機能自閉症とは何が違うの?【保存版!発達ナビASDコラム一覧/専門家監修】
自閉スペクトラム症(ASD)は発達障害の1つで、これまで自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などの名称で呼ばれていましたが、2013年にアメリカ精神医学会による、精神疾患の診断基準・診断分類「DSM-5」が出版されて以降、自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症(ASD)と呼ばれるようになりました。このページでは自閉スペクトラム症についてや、以前使われていた広汎性発達障害、アスペルガー症候群、高機能自閉症などについて専門家監修のもと、解説をいたします。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
自閉スペクトラム症(ASD)とは?
※この記事内では以下「自閉スペクトラム症」と記述します。
自閉スペクトラム症(ASD)の特徴、診断基準は?健診で指摘されるの?
知的発達症(知的障害)を伴うこともあります。幼少期に気づかれることが多いと言われていますが、症状のあらわれ方には個人差があるため就学期以降や成人期になってから社会生活において困難さを感じ、診断を受ける場合もあります。
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自閉スペクトラム症(ASD)の原因は?
自閉スペクトラム症(ASD)の治療方法は?薬などはあるの?
癇癪、衝動性、こだわりなど個別の症状に対しては、まずは環境の調整を行います。自閉スペクトラム症そのものを治す薬はありませんが、ある一定年齢以上であれば特定の症状に対して薬が処方される場合もあります。
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高機能自閉症
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自閉スペクトラム症(ASD)と併存しやすい症状
約70%以上の人に1つの精神疾患が、40%以上の人に2つ以上の精神疾患があると言われています。知的発達症(知的障害)、ADHD(注意欠如・多動症)、発達性協調運動症(DCD)、不安症、抑うつ障害、限局性学習症(学習障害、LD)、場面緘黙症(選択性緘黙)などが併存することがあります。
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限局性学習症(学習障害)
医学的な定義では限局性学習症は上記3点の困難を指しますが、文部科学省での定義は「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」の5点を指し、定義に若干の違いがあります。
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