受付終了
年長の子どもを育てています。
医師からは「集団行動では困っていないので診断はつけないが、自閉スペクトラム症の特性はある」と言われています。
医師には、
* ありのままを認める
* 根気よく説明する
* なるべく怒らない
ように言われ、これまで実践してきました。
ですが最近、本当にこの関わり方でいいのか悩んでいます。
夫の知人に発達障害の特性がある方がおり、夫は
「親が怒らせないように育て、問題行動をスルーしてきた結果ではないか」
と言っています。
その話を聞いて、我が子と重なる部分もあり、
“受け入れる”ことと“甘やかす”ことの違いが分からなくなってきました。
もちろん、人に迷惑をかけることは叱っています。
ただ、
* マイペースすぎる行動
* 思い通りにならないと怒り出す
* 細かい困りごと
への対応が難しいです。
強く叱った方がいいのか、でも怒りで返すのは違う気もして、どう接するのが正解なのか分かりません。
発達グレーゾーンやASD傾向のお子さんを育てた方で、
「こういう関わり方をして良かった」などあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
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この質問への回答5件
私は、受け入れるとは、子どもの思考や行動を理解することだと思っています。なんでそんなことするの!と頭ごなしに怒るんじゃなくて、悪いことはすぐ止めつつ、どうしてそうしたんだろう?と思考をたどります。こう思ったの?こうしたかったの?
その上で、じゃあ、こうすればいいんじゃない?とか、こういう方法もあるよと別のやり方を示したり、じゃあ先生や友達にそういうふうに話してみようかと一緒に相談しに(謝罪しに)行ったりしています。
甘やかすは、そういう時もあるよね〜ですね、私は。分かっているけど、できない時もある。疲れていたり、予想外のことで焦っていたら、できない時もあるよね〜。どうしたらよかったかな。次はこうしてみよっか。〜できたらいいよね、と励ます。
お子さんの言動を言語化してあげるのもいいです。あなたはこうなってこうなりました。こういう時に〜しがちです。きっと困っていたんだね。不安だったんだね。そしたら、怒らず、わからない、気づかなかった、教えてと言えたら、あなたの気持ちは伝わると思う。でも、急にカッとなったらもう止められない時もあるよね。その時は、落ち着いたら話を聞かせて。必要だったら、謝りに行こう。先生(友達)に話しに行こう。
…というような話をわが子に10年以上しています。そんなの言わなくても分かるだろ、通じるだろ、と思うことが通じないことがあるのが発達障害です。親はできるだけ言語化を。
地雷は避けたほうがいいのか?それは半分はそうで、半分は違うと思います。感覚過敏で音に耐えられない子に、合奏の時間我慢しろ、は違う。そこは避けてあげていい地雷。そんなふうに痛み・苦しみを伴うような特性は避ける、緩和する方法を考えるのがいいと思っています。あと、今はまだその発達段階に達していないと思われることは、無理しなくていいかな。
怒るのと教えるのは違います。教えるのは、丁寧に説明して、一緒に実践してみることです。
私が書いた内容は、医師のアドバイスと似ていると思います。あるがままとは、お子さんの行動や性格を理解すること、根気よく話すとは丁寧に言語化すること、教えること。
まあ、親だってイライラしたり怒り狂ってしまう時もありますけどね。あと、間違うことも。
ありのままを認め、根気よく説明し、なるべく怒らない。
という助言を受けて、具体的にどういう場面でどういう対応をしているか分からないので
漠然としたお話になってしまうかと思います。
例えば、興奮しすぎてテンション爆上がりでふざけて他人に絡んでしまう場合、
そういう子なんだと受け入れて、
テンションが上がる所、興奮すると困る所に連れて行かないとか。
上がりかけたらおやつを食べさせたり移動したりして気を逸らすとか。
「はしゃぎません!落ち着きます!」と声をかけるとか。
声かけも、遠くから怒鳴るのではなく、子どもの視界に入って体に触れながらやるとか。
落ち着くって言うのは、声の大きさはこのくらい、走り回らない、隣の子をつつかない…
と具体的にどのような行動を取ればいいのか説明するとか。
そういう対応方法を、私は療育の先生や発達相談の心理士さんから教えてもらいました。
これらは、子どもを興奮させないように問題行動をスルーすることとは違うと思います。
例えば、マイペース過ぎて朝のお仕度ができないのであれば、
鞄を出しっぱなしで遊び始めると、
誰かに蹴られてしまったり、誰かが躓いて転んだりするよと説明するとか。
何をすべきか理解できているかの確認するとか。
イラストや写真入りの工程表を作り、それを指さしながら1つ1つ一緒にこなしていくとか。
思い通りにならないと怒りだすのなら、怒っている時に声をかけても火に油なので
怒っている子とはお話しできませんと言って放置するとか。
その時、本人と他人と周りに被害が出ないように危険なものを避けておくとか。
落ち着いたら「○○したかったんだね」と本人の気持ちを言語化しつつ、
いつ、どこでなら○○できるのか、○○が無理なら何ならできるのか話し合うとか。
怒りそうな予感があれば事前に「スーパーに行って●●を買って帰ります」と説明して
勝手に○○したいと暴走しないように釘をさしておくとか。
ご主人が、甘い顔をするから我儘なんだと特性を理解しようとしないなら
診察や療育に一緒に行って、医師や先生からお父さんが取るべき行動について話してもらうとか。
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多分、発達障害とはどんな障害なのか?ASDの特性とはどんな?どうしてそんな行動になるのか?が全く分かってらっしゃらないと思います。まず親が勉強してみてください。そうすれば、発達障害は親の育て方のせいではないことと、
* マイペースすぎる行動
* 思い通りにならないと怒り出す
* 細かい困りごと
がどうして起こるのか、お子さんの行動を理解しようと観察して推察することは必ずプラスになります。
ASDの特性には、想像力が弱い、というのがあります。周りの状況を察知したり人の気持ちを想像するのが苦手なため、マイペース・勝手に見える行動を取り続けてしまうことがあります。
想像力が弱いので、いつもと違うことや前と違うことが起こると、どうなるか想像がつかないので焦ります。こうなったらこうなるだろう、こうなればこうしたらいいか、みたいな代替案を考えられず、こうでないと困る!と主張します。
「思い通りにならないと怒り出す」のは、そのためです。お子さん的には、怒っている=反抗しているのではなく、「困ってる、どうしたらいいかわからないんだよ!」状態だと思われます。
「細かい困りごと」というのが、自分なりの細かいやり方があるとか、イレギュラーを嫌うとかなら、そうやって自分なりのやり方・いつもの手順でやればなんとかなると安心感を得たいのかなと思います。
ASDの子のマイペースさやこだわりは、先の見通しが立たない状況で不安だから、その不安を和らげるために自分のやり方・いつものやり方を再現する、再現したいんです。
なので、その状態の時にワガママだ、ちゃんと話を聞け、言われた通りにしろ、みんなに迷惑がかかってるだろ!と叱られても何も効果はないでしょう。何かに困ってる、不安なんだと考えられるかどうか。こう思ったら、かける言葉は変わると思います。強く叱ればいい、怒りで返す、という話ではない。
まずは発達障害について学ぶことと、お子さんをよく観察することが大事だと思います。
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(続き)
●癇癪について
発達由来の癇癪がある子は先を見通す力が弱く、「この後こうなる」という予想の範囲が極端に狭い、気持ちの切り替えに時間がかかる、刺激に敏感で脳が興奮しやすいなど、生来的な脳機能の問題を抱えていたりします。
こういった特性があると、予想外の出来事が起こった時に処理が追い付かず、パニックになってしまうようです。
発達由来の癇癪とわがままの違いは、子どもが「特性の影響で何かができず困っている」のか、それとも「自分の思い通りに周りの人を動かそうとしている」のかが、見分けるポイントかなと思います。
●子どもへの指示について
「ありのままを認める」とは、子どもが癇癪を起したら「こうしたかったんだね」と気持ちを一旦受け止めて、言葉で代弁しましょうという意味かと。
なぜそうするかというと、幼児の癇癪は自分の思いを言葉で表現できるようになると収まることが多いからです。
親が分かってくれたことで子どもは安心すると同時に、この気持ちを言葉にするとこういう言い方なんだと学習できます。
言語理解が高めの子には、感覚の弱さを理屈で補うつもりで、何でも言葉で説明すると世の中を理解しやすくなるようです。
また、やってはいけないことをした時は、「××しません、○○をします」のように、具体的にどうすれば正解なのかをセットで教えます。
「ダメ」「やめて」などの言い方は抽象的で、子どもにとってはどうすればいいのか分かりにくいそうです。また、強く叱責すると怖さの方が勝ってしまい、肝心の指示内容が入らなくなるのでお勧めしません。
指示を出す時は冷静な声色で、文を短く区切り、ゆっくり、子どもが知ってる言葉で話すと内容が入りやすいです。
●マイペースすぎることについて
私が教わったのは↓こんな対処方法です。
・毎日のタイムスケジュールを一定にする
・絵カード予定表で「いまここだよ」と視覚的に分かるようにする
・「時計の長い針が6まできたらお片付け」のように、今後の予定をあらかじめ告知する(気持ちを切り替える時間的な猶予が出来て指示が通りやすくなる)
過集中を起こしてる時は、子どもの肩をトントンしてこちらの存在に気付かせてから目をみて話すと、指示が通りやすくなります。
長々と失礼しました。参考になりますれば。
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怒らせない=問題行動をスルーした親のせい、というご主人の認識は、発達障害についての知識がない方による典型的な誤解のひとつかなと思います。
個人的にお勧めしたいのは、以下の通りです。
●ASDのお子さんの症状と対処法についての本を1~2冊読む
発達障害の傾向があるのであれば、「グレー」であっても発達障害はあるものと仮定して症状や行動パターンについて学ぶと役に立つと思います。
うちは小2で診断名がつきましたが、それまではずっとグレー扱いでしたよ。
少し勉強すれば、親のしつけの問題ではなく生来的な脳機能の問題だということが理解できるし、簡単な対処方法も分かるかなと思います。
●ペアレントトレーニングを受講する
ペアトレでは子ども個人の特性や発達段階に合わせて、指示が通りやすくなる声掛けの仕方や接し方、生活習慣のスモールステップでの教え方、子どもが自力で先を見通しやすくなる環境調整の仕方などを、プロに相談しながら指導してもらえます。
私は息子が幼児の時に通っていた療育でペアトレを受講したのですが、目からウロコの連続でした。
子どもが中学生になった今でも役に立ってると思います。
ペアトレで学ぶテクニックは定型発達のお子さんにも有効な方法ばかりなので、学んで損はないです。
●未診断でも療育を利用できないか、役所に聞く
うちの市では病院を受診してない子やグレーゾーンの子も療育を利用できます。
息子が幼児の時は、苦手部分を補う習い事くらいのつもりで週1回、割と気軽に育に通わせてました。
年長さんの療育は学校生活に向けた予行練習のような内容が多くて手厚いので、可能なら療育に通わせつつ、フィードバックの際に困りごとの相談にのってもらう手もあるかと思います。
●就学相談/教育相談を利用する
入学後、通常級在籍のままで通級指導(週に1~2時間くらい授業を抜けて、ソーシャルスキルトレーニングなどの指導を受けられる)を利用できる可能性があるので、お住まいの地域や入学予定の小学校での通級指導の有無などを確認されてみてはと思います。
(続く)
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