小学校中学年の通常級担任の先生の合理的配慮とクラスメイトとの兼ね合いについて、ご意見ください。
娘は、授業中ずっと関係の無いお絵描きや読書を続け、たまに周りのお子さんにちょっかい(話しかけ)たりしていますが、それが娘の授業への参加の仕方、という感じで先生は注意せず今は様子を見ています。また、気分屋な娘がクラスの活動に入りやすくするよう先生がジョークをうちの子に言ったりしてくれています。
しかし、「今後それが○○さんへのひいき、ずるい」という流れにならないか少し気にかかっています。
娘は支援級在籍ですが、本人の希望で通常級でほとんどの授業を受けています。
疲れたり、機嫌が悪い時は支援級で過ごします。今年はクラスが変わり先生も変わりました。
先生(男性)は20台後半という感じです。
娘は割と活発で、やや一方的に喋りますが合わせてくれる友達もチラホラいて、今の所周りは戸惑いながらも受け入れてくれています。学力に問題はなく、座って授業を受けることができ、興味のある時は集中して参加しますが、気が乗らない時は授業時間中ほぼ工作か文房具で手遊びし、時間割が急に変更になったり、体育や音楽での移動の前にはグズって担任の先生が手間取ることも多いです。切り替えや、機嫌のコントロールが難しい子です。
担任の先生は発達障害に詳しくはありませんが、子供に人気のある先生で、娘の特性を面談で相談すると、すでにあれこれ試行錯誤されていることが伝わってきました。先生の配慮でうまくいった場面もあり、私からお願いするまでもなく、前向きに配慮を考えていただいていると思いました。
しかし、私の印象では「受け入れよう」という気持ちが先生側に強く、更に、娘の行動を周りのお子さんたちがどこまで受け入れるか、我慢できるかを見守っているようでしたので、私からは、・周りのお子さんたちは結構我慢している(それは望ましくない) ・困った行動のこれまでの対処方法を紹介(ペアトレの応用行動分析に基づく対処) ・困った際は早めに親に相談して欲しい を伝えました。先生は前向きに素直に私の話を聞いてくださり、連携する姿勢でした。
4月からの法律施行により、娘のような子を受け入れて一緒に学ぼう、合理的配慮を考えようという意識が学校側にも見え始めていますが、真面目な先生が一生懸命に配慮を考えすぎて、行き詰まらないか(親が心配することではないかもしれませんが)気になってしまいます。「ひいき、ずるい」という感覚は、子供達の集団では当たり前に起こる感覚で、声に出さずともどの子も心の中で感じたことがある感覚だと思います。それが蓄積された時に、思わぬ方向にクラスが流れてしまうのではないか?一つの絶対的な解決方法は無さそうな心配事なのですが、親ができることで先生やクラス全体を支えることはどんなことなんだろう、、、と考えています。
みなさんのクラスではいかがですか?こんな風にうまくいったよ、親がこういうスタンスだと先生はやりやすいよ、などアドバイスや事例などありましたら助かります。よろしくお願いします。
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2016/04/23 投稿